南青山オフィス | 南青山5丁目、リノベ済みマンション1室
EDIT
>>LOCATION
表参道駅からは徒歩5分ほどの南青山アドレス。PRADA青山などが立ち並ぶみゆき通りから、一本入ったブルーサンクストリートと呼ばれる通り沿いにこの建物はある。青山ブランドエリアの中心地とも言える、ステータス性もバッチリなポジション。そんなガチガチに肩の力が入ってしまいそうな場所にありながら、だいぶ落ち着いた雰囲気で迎え入れてくれるレトロな建物があった。
>>SPACE
建物はレンガ調タイル張りの大型マンションタイプ。時代感を程よく感じるテイストで、比較的よく見かける面立ちをしている建物ではあるが、不思議とこのエリアにあるだけで、とても立派に見えてしまうのは青山マジックと言えるだろう。
ご紹介はその4Fにある1室。室内は65㎡ほどのワンルーム空間で、2023年9月にリニューアル完了済み。壁天井は白塗装のスケルトン仕様、床はモルタル調の塩ビタイルが敷かれ、コンパクトながらもすっきりとしたデザイン空間として整えられている。天井高は2.7Mとゆったり目、小さなバルコニーと窓の外に隣地の緑がチラリと覗きと印象がとても良い。方向的に、午前中からお昼にかけては光も直接入ってきて、明るく、朝の健やかさも感じられる。すごい空間!とまではならないものの、そうそう、このぐらいがちょうど過ごしやすいんだよ。そんな居心地のいいタイプの空間だった。
>>HOW TO USE
このままデスクや家具などを持って来れば、すぐにでも使える手軽さを備えた空間。そしてそんな空間があるのは、PRADAなどがすぐ近くに並ぶような、青山のハイブランドエリアの中心地。この穏やかな空間のそんなポジショニングが、やはりこの物件の最大の強み。日中この穏やかな室内で、いつもと変わらないクリエイティブな時間を過ごしつつ、1歩外に出れば、そこはキラキラとした青山の中心地。通勤ルートもスペシャル。近くのコンビニへ行く道のりもスペシャル。近所のカフェでのノマドワークもそれはスペシャルな時間となる。そんな環境で働いているだけで、自然とみんなのモチベーションも高まりしそうだし、それが結果として会社のブランディングにも大きく作用してくるだろう。
変に格好をつけていないこの空間は、いい感じに肩の力を抜いてくれる。さらにお気に入りのインテリアで仕上げてみれば、この特別な立地をきっと心地よい日常にしてくれることだろう。
EDITOR’S EYE
建物のエントランスや、共有部などはやはり時代相応の古さはあるものの、そんな事もこのエリアならチャラにしてしまう。きっとこれが少し郊外の地域ならただ古いと懸念されてしまうようなところも、この青山ならなんとなく許されてしまうのも、よく考えるとすごいブランド力だと思う。