東オフィス|ルーフバルコニー付き窓大量空間
EDIT
>>LOCATION
青山通りから、青山学院の脇に沿うように代官山まで伸びる八幡通り。表参道と渋谷、代官山を繋ぐこの通りは、それぞれの駅から少し離れていることもあり、比較的落ち着いた馴染みやすい雰囲気だ。そんな八幡通りを青山通りから南下して、金王神社前交差点を左に折れると住宅街が広がり、より落ち着きのある長閑な雰囲気へと変わる。今回ご紹介する物件は、そんな住宅街に馴染むように立っている。
>>SPACE
室内のリニューアルが完了し、どんな空間となっているのかワクワクしながら室内に入ると、思わず笑顔になってしまうような空間が待っていた。その理由は圧倒的な窓の多さ。正直、リニューアルされた室内がちょっと霞んでしまうほど窓が多さが際立っている。さすがに多すぎでは?とも思ってしまったが、その分、空間は明るいし、風がとことん抜けていく気持ちよさを感じられ、瞬間的にアリな空間ということがわかった。もちろん内装の雰囲気も悪くなく、スケルトン天井に床をフローリングで全体を少し控えめに整えた上で、木感のあるサッシがアクセントとなっていて、健やかさすら感じることができる。そしてもう1つ、この物件で忘れてはならないのは専用ルーフバルコニーの存在だ。程よい距離感で望める、渋谷ストリームや渋谷スクランブルスクエアなどの渋谷駅のビル群、恵比寿方面へ視線の抜ける眺望もあって、簡単にリフレッシュできる環境が整っている。そんなこともあり、ここは空間の中でも外でも、常に風が抜ける、爽やかな気持ちよさを感じられる物件だった。
>>HOW TO USE
時代も変わり、最近はほとんど耳にしなくなった“窓際族”。とはいえ、いまだにネガティブな印象として捉えられがちではあるが、個人的にはそうは思えない。むしろ、今ではポジティブな言葉とすら感じてしまう。当然窓から近ければ、明るく、風が抜ける気持ち良さもある。自分の気分次第で、窓をちょっと開けて風に当たってみたり、疲れた目を窓先の風景に逃がすことだってできる。窓を開けて風を背中で感じられたなら、なんだか追い風のような心強さも感じられるかもしれない。そういう普通に働くシーンを想像すれば、ポジティブでしかないのでは?そう、今では窓際族という言葉は、ちょっとした憧れのポジション。窓際族万歳!なのである。そしてこの空間は、窓の多さから誰もが自然と窓際族となれ、窓際の恩恵を感じることができるはずだ。だって、予定するレイアウトの席数よりきっと窓の数の方が多いのだから。
EDITOR’S EYE
ちなみに、窓も多いけど玄関も3つある。もともと住居予定だったが途中でオフィスへと変更となったらしい。せっかくなので、EVホールを受付として、社員用と来客用とそれ以外の方用などでうまく使い分けられると良いのかもしれない。