麻布十番OFFICE 2118
EDIT
>>LOCATION
最寄りの赤羽駅から麻布十番駅方向へ進む事3分ほど。三田病院に隣接する場所に、この奇抜なフォルムの建物が現れる。近隣はオフィスと住居が混合する、ビジネスビジネスしていない印象。少し歩けば麻布十番や六本木の繁華街、東京タワー周辺の大きな公園などもあって、過ごしやすさと、アクセス面の良さを備えた、いいポジションに位置している。
>>SPEC & STATUS
2017年に竣工したこのビル。エッジが効きまくったファザードデザインが個性的で、近隣の建物に同調しようともしないその尖り方が好きだ。
建物は10F建で、ワンフロアは1200坪ほど。国内でも最大規模という無柱空間が広がり、天井高はデフォルトで3Mと高い。その空間の先には東京タワーや六本木・麻布台のビル群などが眺められるなど、理想的な作りとポジショニング。また、10Mある壮大なエントランスホールや、免震構造&無停電対応、緑化された敷地などなど。近代的なハイスペックビルのニュースタンダード像とも言えるだろう。そんなビルに拠点を構える事自体がある意味ステータスの極み。しかし、この落ち着いた環境のためか、変にギラついていなく、むしろそこでの時間は意外とカジュアルにも過ごせそうだ。建物のデザイン、グレード性、ステータス性をバランスよく兼ね備えた、今どきのハイブリットなビルではないだろうか。
EDITOR’S EYE
やはりついつい目を奪われるのはそのデザイン。よく見れば単純な作りではあるが、個性的で、オーソドックスなデザインが多くを占めている東京の中でも、うまく異質な存在感を作り出している。また、入居する企業のラインナップを見る限り、このデザインのように個性的というか、時代の中で攻めている企業が多い。そんな類は共を呼ぶとも言えるような面白いビルだ。