神宮前オフィス・店舗|60㎡テラス付スケルトン路面空間
EDIT
>>LOCATION
常に人で賑わう明治神宮前交差点。オープンを来年に控えた話題のハラカドや、それに合わせて名称を変更するオモカド、さらにはラフォーレ原宿など見どころの多い原宿エリアの言わずと知れた中心地。その交差点から渋谷側のキャットストリートを目指して進む。ファッションも飲食店も様々なジャンルが飛び交い、賑わいの絶えない場所。そんな路地に静かに佇むこのレトロなマンションを見つけた。
>>SPACE
募集の1F路面区画は、気持ちの良い専有部に、贅沢なテラススペース、神宮前交差点近くの絶好のポジションにある意外な空間に心が躍る。
建物の中で独立した様なこの区画。路地に面してガラス面から視認性も高いが、まず目に飛び込んでくるのが、その専有部の横にある不思議なテラススペースの存在だろう。専有部と同じ奥行きがあって、ほとんど同じくらいの面積を確保しているため、面積が2倍に増えた様な嬉しさ。テラスについては、造作なども含めて自由度高く利用ができるなかなかないスペースになっている。メインの室内はスケルトンの空間。設備は何もないまっさらな状態で、白い天井や壁が多いこともあって、荒々しくもクリーンな印象。道路側とテラス側の2方向にガラス面が多く、外からも視認されやすいだけでなく、差し込む光によって健やかさも感じられるなんとも魅力的な物件だった。
>>HOW TO USE
メインである空間と横並びになっているテラススペース。そんな空間を見た時、サイドカー付きのバイクを思い出した。メインはバイクなのに、横についたサイドカーにばかり目がいってしまう、そんな不思議な魅力とロマンを感じられる。このテラスもメインの室内をより引き立たせる様な魅力を持っているといっても過言ではないだろう。何より、神宮前の交差点から僅か2分ほどの距離で、こんなテラスを利用できるということにワクワクしてはこないだろうか。そんな物件を利用するならば、室内の作り込みも重要ではあるが、テラスをどのように活かしていくかが鍵。敢えてテラス側からしか専有部へ入れないという特殊な動線は、すぐに室内へ誘導するのも悪くないが、テラスを奥まで通ってしか室内に入れなくしてしまうのも面白いだろう。そんなテラススペースを活かし、もはやテラスが主役と思えるくらいまで作り込んで、通行人にアピールしながら働いてみて頂きたい。
EDITOR’S EYE
テラスの擁壁については、隣の土地のものになるため、造作をするとすれば、内側に壁を立てたりする必要はあるそうだ。とはいえ、これほど自由に利用できるテラススペースはなかなかないので、どんな風に利用するか考えるだけでもワクワクが止まらなかった。