表参道オフィス|抜けのある眺望付き空間
EDIT
>>LOCATION
青山通りや表参道、みゆき通りを結ぶ表参道交差点。ハイブランドのショップや広告が並ぶ華やかしさがありながらも、昔ながらの書店や交番、ビルなどもあり、どこか大人っぽい落ち着いた雰囲気すら纏う場所。そんな表参道交差点を外苑前方面に少し進んだところ、青山通り沿いに並ぶビル達と肩を並べるようにこの建物は立っていた。
>>SPACE
この場所に身を構えて40年ほどが経過し、そこそこ歳を重ねているこちらの建物だが、白くマス目のような面立ちは若々しさを感じられるほどだった。細かいところまで手の行き届いた外観はまるで築浅の様な清潔感を纏い、2023年9月には耐震補強工事が実施され、2024年3月にはエントランスの改修工事が行われ、更なる若返りを図っている。
そんな建物の複数フロアが今回の募集。この建物をご紹介するにあたり、ここだけは押さえて欲しいというポイントが、窓先から青山通りを見下ろすことができる眺望だ。右へ左へ絶え間なく行き交う人々を、余裕を持ちながら眺めることができ、ちょっとしたステータスを感じることもできるだろう。特に9Fは表参道交差点側へも追加で開口部が設けられ、周囲の建物からも頭1つ出ている分、視線の抜ける気持ち良さがある。撮影時は生憎の雨模様であったものの、晴れた日に見える景色を想像してしまうほど、期待が膨らむ空間だった。
>>HOW TO USE
この空間の良さを最大限活かすとするならば、やはり窓際の使い方が肝となるだろう。一般的には、来客時の打ち合わせスペースとして窓際の1番良い場所を充てるケースが多いが、そこはあえて自分たちが日々働くワークスペースとして使ってみて欲しい。自分たちが一番良い場所を存分に堪能する。内装もしっかり手を加え、気持ち良く、そしてこのエリアを満喫できるワークスペースに。オフィスの本来の目的であるパフォーマンスを上げる、という目的を、環境面から整えると考えれば自然な考え方とも言えるだろう。
限りのある窓際は、業務成績のご褒美として窓際ポジションを割り当ててみたり、定期的な席替えチャンスを作ってみたり。なんとしてもあそこの席に座りたい!って気持ちが湧くような特別なスペースとすれば、程よい競争心やコミュニケーションなども取れるはず。
窓際を自分たちが占領するのは、ちょっと我儘?いや、そんなことは全然ない。しっかりパフォーマンスを上げて、自分たちにはこのロケーションが必要だとしっかりと主張してもらいたい。
EDITOR’S EYE
空間の脇にある小窓からは、裏手にある善光寺の山門を覗くことができる。青山通りから近いながらも、かなり落ち着いた雰囲気のあるお寺周辺を望める眺望は、たまにはこの席もいいねと思えるかもしれない。