恵比寿オフィス|恵比寿駅至近 バルコニー付きスケルトン空間
EDIT
>>LOCATION
恵比寿と聞いた時どんなイメージをするだろうか。恵比寿ガーデンプレイスを筆頭に華やかでキラキラとした印象や、そんな印象とは反して1本路地に入れば、昔ながらの飲食店や、個性的なお店が点在するディープな一面もある。そのどちらの顔も他のエリアに比べてハイレベルで良い感じにバランスが取れているのがこのエリアの面白いところ。今回ご紹介する物件は、恵比寿駅から僅か1分ほど、ディープ感強めの繁華街側。その繁華街の中心エリアの角に堂々と立っていた。
>>SPACE
募集は4Fワンフロア。建物の周辺のカオスさや撮影時の生憎の雨模様ともあって、空間への不安は大きかったが、扉を開ければ、納得させられる空間が広がっていた。
室内はスケルトン仕様ということもあり、全体にざらっとした無骨感が漂うが、大きめの窓が2方向、道路に沿うように設けられているからか、妙にすっきりとした印象。天気の良い日には、風も流れ、ここに爽やかさや健やかさも加わってくるのだろう。そして、イメージしてみれば室内の使いやすさは優秀。既存の水回りの位置や、絶妙なポジション取りをする柱、窓の位置など、この空間での無駄のないレイアウトがイメージできる。スケルトンということもあり、初期投資という面のハードルはあるが、レイアウトの自由やアレンジのしやすさは光るものがあり、駅近立地ということも加味すると総合力の高い物件と言えた。
>>HOW TO USE
少々ディープな周辺環境とスケルトンのハードさから、最初に乗り越える壁は高めかもしれない。しかし、終わりよければ全てよしという格言があるように、この物件も最初の壁さえ乗り越えてしまえば、あとは勝ち筋が見えてくるのではないだろうか。空間のカオス感はある程度残しつつ、上手に居心地をアレンジしてあげれば、きっと外と室内とバランスが取れた良い感じの世界観が生まれるはず。さらに、長い目で見たときには、この立地からは抑えられた賃料がじわじわと効いてくるだろう。そして、ちょっと仕事の調子が悪い時は、早めに仕事を切り上げ、街に繰り出しリセットする。そうやって1日の終わりをよくできる環境が整っている。決して1日をマイナスで終わらせない、明日の始まりは今日の終わりが決めること。とちょっとカッコつけすぎな感じもするが、この物件は、入居後の過ごし方の良いイメージが色々膨らむため、現状だけの印象では決めきれない、明日のための空間といった印象を受けた。
EDITOR’S EYE
ちなみに、この立地こんな見た目で用途はオフィスオンリーとなかなかクセが強い。とはいえ、壁は高い方が超えた時の気持ちよさをより感じられるから、それを求めるチャレンジャーをお待ちしています。