渋谷オフィス | 1棟リノベ済ビルの居抜き空間

>>LOCATION
100年に1度と言われる大規模な再開発の進む渋谷駅周辺。ここ数年でいくつもの商業施設が誕生し、若者の街から大人の街へ、かつての渋谷のイメージからはだいぶ様変わりした印象だ。そんな再開発に沸く渋谷駅周辺から3分ほど。MIYASHITA PARKからもほど近い、タワーレーコードがある交差点の角地に、存在感を放つこの建物はあった。

>>SPACE
空間に足を踏み入れた時、こう来たか！と感じてしまったのが本音だった。以前は空間を白で統一し、まるでギャラリーのような姿だったから、居抜きと聞いていても今の姿はイメージできなかった。物件のロケーションからもう少し遊び心を持ってもいいのかとは感じるものの、よくよく考えてみるとレイアウトは効率的で業務効果のパフォーマンスも理にはかなっている。そして、必要な会議室や家具は揃っていて、天井も変わらず3mと高く開放的なので、少し手直しをしてあげるだけでも印象も含めもっと良くなると感じた。足りない遊び心などは建物内のラウンジや屋上でうまく帳尻を合わせられれば、これはこれで十分良いと感じられる空間だった。

>>HOW TO USE
この空間にどんな企業が入居するか考えとき、2パターンの企業イメージが頭に浮かんだ。1つ目は渋谷初進出の方たち。エリアを代表するランドマークも近く、賑わいを見せる渋谷の中心で、期待と不安もあるだろう。しかし、そんな中でも室内は比較的スタンダード。このエリアで働くことの高揚感はありつつも、機能性が高く落ち着きがある空間で、しっかりとパフォーマンスを出したいという企業だ。
2つめは、逆に渋谷の街にどっぷりと浸りながらも、このエリアに特に多い、リモートやフリーアドレスなどではなく、やっぱりきっちりとした環境が好みと思った企業。働く時はこの空間でしっかりと集中して働き、息抜きには屋上やラウンジ、ふらっと渋谷を散歩することで、いい塩梅で働くことができるだろう。
どちらの働き方でも、この立地となれば、これまでの環境や働き方からガラッと変化が生じることは間違いない。渋谷のど真ん中で、昨日とは違う働き方を実現できる場所。今日から私は。新しい生活を送る、変わると、高らかに宣言できる物件だと思った。

現状の居抜きがしっくりこない方は、スケルトンでの引き渡しも相談可能。そこからじっくり手を加えてみるのもいいだろう。しかし、居抜きという入居時の身軽さに加え、保証金は4.1ヶ月、退去予告は3ヶ月前と退去時の身軽さもこの物件の魅力だ。この場所はあくまでも通過点とし、勢いをつけて、渋谷という街でどんどん大きくなって行ってほしい。