EDIT
皆さんはご存知だろうか?
新宿駅南口から甲州街道を新宿御苑へ。高層ビル群を横目に、下町の宿場町を思わせる旅館の立ち並ぶ一画があることを。地図をここだけくり抜いて古地図を貼りつけたような、妖しさすら感じる独特の空気感を持つ場所だ。
その旅館たちに軒を連ねているのが当物件、平屋の2階建て。その佇まいはまさに南国の高床式住宅を思わせる愛嬌の良さ。窓面も多く、風が抜ける気持ちの良い空間が容易に想像できる。このポテンシャルは戸建物件を借りたところで得られない、この物件唯一のものである。
佇まいもさることながら、この物件に魅かれる最大の理由は、改造自由である点。原状回復も不要。
室内は三角屋根のてっぺんまでの天井高は最大4メートル。楽しくなりそうな期待感が更に高まる空間。
現状はバスルーム付き、4部屋に分かれ、住居感たっぷりの空間。天井高があることから一部ロフトスペースも。
間仕切りをなくし天井高を十分に活かして開放的な空間にするのか、あえて現状の造作を活かしながらリノベーション感を出すのか…いずれにせよ、オフィスの作り込みを楽しんでいただける方にお勧めの物件です。
EDITOR’S EYE
勝手にイメージしてしまったのが、南国の高床式住居。
現地を見ていただければ、もっともっとインスピレーションが生まれ、面白く使っていただける気がします。みなさん独自のアイデアを待っています。