六本木OFFICE 2339
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>>LOCATION
昼はビジネス街、夜は繁華街として2つの顔を持つ六本木。一昔前は、どちらかというと夜に比重が大きく偏っていた印象もあるが、大使館や外資系の企業も多く、国際色豊かなオフィス街としての認知も高まっている。そんな六本木の中心とも言える六本木ヒルズの六本木通りを挟んで斜め向かい側、煌びやかなガラスカーテンウォールに身を包んだ、このハイグレードオフィスビルが立っていた。
>>SPEC & STATUS
2025年1月末に竣工したばかりの目新しい高層ビル。21F建て、高さ140mと周辺に聳える超高層ビルよりも少々小ぶりではあるが、六本木駅徒歩1分の立地に、高さ10mのエントランスゲートを設け、第一印象はとても良い。さらにそのまま高さ10mを維持したエントランスホールからは、建物西側の一面のガラス面から緑豊かなガーデンスペースも眺めることができるなど、快適に働く環境も完備されている。そして、よくある高層ビルと大きく違う特色が地下フロアがないということだろう。免震層や機械式駐車場、そして電気・機械室などを空中階に置き、非常災害時の浸水などの影響も受けにくい安全性や持続性を意識した設計になっている。また中高層フロアからは、青山方面に開けた眺望も望むことができる。新築ビルの真新しさだけでなく、しっかりと地に足のついた安全性や快適性を感じながら、このエリアのビジネスシーンで羽ばたいてみてはいかがだろうか。
EDITOR’S EYE
建物裏手には六本木西公園という地域の憩いの場所もある。敷地内のガーデンスペースと合わせ、ちょっとした自然も感じられる気持ちの良い場所が近くにあるのは、都心のオフィス街にとって、心に余裕の生まれる良い環境だと感じた。