虎ノ門OFFICE 2189
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>>LOCATION
今最もアツい街の一つである、麻布台・虎ノ門エリア。もはや数年前までの姿を思い出せないほど、その街並みは大きく変わり、いくつもの大規模ビルや、地上部にはハイブランドのショップなどが煌びやかに並んでいる。また、その建物の敷地は緑化も進めているため、都心とは思えないほどの緑豊かな環境を同時に備えており、国内外からも多くの目的を持った方々で溢れ、新たなビジネス・商業エリアの姿がそこにある気がする。
>>SPEC & STATUS
2014年に誕生した虎ノ門ヒルズ森タワー。この建物の完成を皮切りに、周囲にはさらに3棟のビルが建てられ、2023年に合計4棟からなる新たな虎ノ門の姿が誕生した。言うなら4兄弟の長男坊のような存在だろうか。商業・オフィス・ホテルなどが含まれた近代的な複合ビルで、地下鉄直結というアクセス面や、敷地内には多くの木々の森や芝生広場、アート作品なども展示され、環境を含めてこのビルの魅力は尽きない。
そんなビルのオフィス区画。機能性や環境性能、耐震性など、建設当時の最先端技術を集結させた、今でも決して目劣りはしないハイグレードなオフィス空間。その窓から望む景色ももちろん抜群と言え、特に皇居の緑が望めたのが、個人的にはとてもポイントが高かった。
このビルが完成して早10年。その間に周囲にはいくつもの大型ビル完成したため、目新しさはないかもしれないが、それでもこのエリアの発展の先駆けという存在や、ヒルズシリーズという圧倒的なネームバリュー。いくら時は経っても、やはりこの建物の存在はどこか特別さがあり、そのポジション、ステータス性の高さは揺るぎないのではないだろうか。
EDITOR’S EYE
道路上空に建築物を建てる「立体道路制度」を活用して建設さたという、国内でも珍しいビル。広大な敷地の緑や、近隣には愛宕神社もあり、見れば見るほどこの虎の門エリアの環境に惹かれていくようだった。ちなみに、某ネコ型ロボットをオマージュした、“トラのもん“がビルのマスコットキャラクターのように置かれているので、ぜひ訪れた際は探して頂きたい。