新宿オフィス|新宿御苑一望の空間
EDIT
>>LOCATION
広大な敷地に緑が溢れ、春には桜、秋には紅葉と四季折々の景色を楽しむことができる新宿御苑。都内随一の歴史を誇り、都心部でこれほどまで広い空と緑を感じられる場所はそうそうないだろう。そんな新宿御苑の北側に隣接する通り沿いに立つこの建物には、誰もが憧れる素晴らしい眺望の広がる空間が待っていた。
>>SPACE
竣工から30数年、この区画を使い続けてきた前入居者が退去した8F区画。今回初めての賃貸募集となる稀少な区画だ。室内に入るや否や、空間を通り越してまず目に入ってきたのはその外側。8Fの南側一面は、新宿御苑に面するバルコニーとなっている。そんな絶好のロケーションであるこの区画をそう簡単には手放したいと思うはずもなく、前入居者は長年利用してきたのだろう。そんな30数年の蓄積もあって、傷みの感じられる室内は全て取っ払ったスケルトン状態。ただ、見方を変えれば、そこにあるのは自由。66坪の広さのなかで、水まわりの箇所などは多少細かく分かれてはいるが、どの場所でも明るさを感じられ、健やかな印象さえ感じる空間だった。
目の前には、新宿御苑の緑が一面に広がり、遮るもののない抜けた空と眩しいくらいの太陽を感じられる眺望に圧倒され、しばらくその余韻から離れられなかった。
>>HOW TO USE
ある意味、ここで働きたいと思うことは、日本人として至極当然なのかもしれないと思った。それは、特別感のある眺望に加えて、日本特有の春夏秋冬の四季という概念を日々感じながら過ごすことができるからだ。春には、ピンクの桜が咲き誇り一面を彩る様子を見下ろすという贅沢。夏の新緑と日差しを浴びながら、仕事終わりにこの景色を肴にお酒を飲んだり。秋には鮮やかな赤や黄色に染まる紅葉、そして、冬には葉が落ちて少し寂しさを感じ、また次の春を想う。そうして循環していく季節を目の当たりにし、いつまでもこの四季の移ろいと自分たちのこの場所が続いてほしいと切に願うだろう。その想いが原動力となって、今まで以上の成果を発揮できる、そんなオフィスになったらとても素敵ではないだろうか。
EDITOR’S EYE
何を隠そう、以前はとある政治家がこの空間を利用していたそうだ。新宿御苑を一望でき、桜など季節を感じることができるこの隠れ家的な場所は、きっと外国の要人をおもてなしするのにも絶好のポジションだったに違いない。ここを利用するならば、きっと打合せは来社を促したくなるし、相手方も望んできてくれそうな気がした。