元赤坂オフィス|コスパ良好物件
EDIT
>>LOCATION
場所は赤坂見附駅からも程近い元赤坂エリア。青山通りと首都高に挟まれた場所と聞けば賑やかさを想像してしまうが、思った以上に落ち着いた雰囲気が流れているのは、赤坂御所やホテルニューオータニの敷地が近く、緑が多いエリアということが影響しているのかもしれない。そんな緑を望みつつ、隣を走る首都高によって穏やかさと賑やかさが切り替えられるようなロードサイドにこの物件は立っていた。
>>SPACE
この物件の最たる特徴は、そのアプローチ。訪れる人をこれほど楽しませてくれるこんな演出の物件はなかなかお目にかかれないだろう。建物に入ってエレベーターを乗ったのに着いたらまた外に出る。一旦テラスに出る特殊なアプローチで、ランウェイさながらのレンガの道を歩いた先に今回の募集区画の入口が待っている。
室内は至ってスタンダードなオフィス仕様で、いくつかに分けられた空間はよくよく見てみると倉庫になりそうな小部屋や、プラベート性の高い個室に、比較的オープンでラウンジのような使い方ができる場所もあったりと、その機能性を見出せる。さらに全体的に窓が多く、どの空間も比較的明るさも確保されているので、共通して気持ちの良さがあった。各居室を繋ぐちょっとしたスペースや廊下は、印象や用途を切り替えて使える便利さもあり活用次第。変則的な間取りによるユニークさだけでなく、実用性も見込める期待値高い空間だ。
>>HOW TO USE
アプローチの面白さによるインパクトは強いが、実はこの物件の最大の魅力は坪単価13,000円台(税抜)というコスパの良さだろう。それならば、そのコスパの良さを利用しつつ、作り込む予算を捻出して、このランウェイのようなアプローチに相応しい期待値の高い空間を目指してみる。例えば、入口すぐの空間は、ラウンジやショールームのように仕上げて、とにかく魅せる空間へ。空間が分かれている分、空間ごとに内装の切り替えがしやすいので、魅せるところはとことんカッコつけつつ、部分的にはコスト圧縮することも可能だろう。
いくつかに区切られた特徴的な間取りは、用途の切り替えや、自分たちの気持ちの切り替えだけでなく、訪れる人を喜ばせたり話題になるような空間を作り、会社に対する印象すらも切り替えさせる。そんなことも、この空間では容易に狙っていけることだろう。
EDITOR’S EYE
募集区画以外に4Fフロアの4分の1ほどを別の入居者が利用中。テラスは共有のスペースということで大々的に利用はできないが、気分転換に外に出て寛いだり、少し体を動かしてみたりと+アルファのスペースとして活用してみてもいいだろう。