上大崎オフィス｜リニューアル済み ハイグレードオフィス

>>LOCAITON
2017年の再開発により都市機能がさらに向上され、大手の外資系企業も本社進出するなど、オフィス街としてもより魅力を増している目黒駅周辺。東口駅前の高層ビルからはいかにもアーバンライクな雰囲気を感じるが、かつては住宅街の色合いが強かった街だからか、ショップや飲食店が立ち並ぶ目黒通り沿いもどこか温かさがあって居心地が良い。そんな通りを抜けて外苑西通りを右へ曲がっていくと見えてくる、2018年にリノベーションされた建物。今回ご紹介する空間は、その建物の7階にある。

>>SPACE
2018年の2月にリニューアルされたこちらの建物は、なんとなく英国調のクラシックな雰囲気。格子入りのエントランスを入ると、吹き抜けのEVホールにBGMも流れているというおもてなし感が。さらにエレベーターの内部まで内装がしっかりと作り込まれているので、先ほどまでの街の喧騒と引き離され、この建物の世界観に引き込まれてしまう。少し言い過ぎかもしれないが、その印象はオフィスというより、テーマパークのホテルへ訪れたような感覚だ。けれどもオフィスフロア自体は、良くも悪くも実にスタンダード。フロアから入り口を見ると、その格子状のドアに少し違和感を覚えるくらいだ。しかしながら綺麗に整えられた約250㎡のワンフロアの空間は、動線も2箇所あり使い勝手も良さそうな空間に感じた。

>>HOW TO USE
共有部からオフィス入り口までの世界観がしっかり作り込まれている分、普通に見ればすっきりとした良いオフィス空間なのに、どこか物足りなさを感じてしまう。だから室内の作り込みは必須と言っても過言ではないだろう。共用部のテイストに合わせて作り込めば、コスパ以上に完成された世界観を手に入れることも可能。思い切って床をフローリングで合わせて照明を暖色灯にするだけでも、ホールのような空間として仕上げられることだろう。２面にわたる窓際にグリーンをずらっと並べれば、トレンドを掴みつつ、差し込む木漏れ日からは心地よさも感じられる。街、建物と続く革新の流れに便乗して、作りこんだオフィスで切る新たなスタートはきっと、働く人にも会社にも良い流れを運んできてくれるだろう。

窓から見える高速道路では、絶え間なく車が行き交う。その流れを見ていれば、ちょっとくらい作業に詰まった時も、良い流れで再スタートさせられそうだ。