六本木オフィス | セミスケルトン居抜き空間
EDIT
>>LOCATION
六本木駅からは6分ほど。東京ミッドタウンを背にして、バーニーズ・ニューヨークの脇道を新国立美術館方向へ歩を進める。すると、少しギラギラとした六本木らしい雰囲気はすぐに薄れていき、美術館の周辺はだいぶ人通りも落ち着いた環境へと変わる。この建物は、そんな新国立美術館のすぐ近く。西麻布方面へカーブしながら降りていく道を進み、間もなく左へ外れると、より静かな場所にこの建物はひっそりと佇んでいた。
>>SPACE
ミラーフィルムの貼りの丸く飛び出したガラス面という、個性的な表情をしているこの建物。まるでロボコップのようにも・・。ご紹介はこの建物の1Fと2Fの2区画。どちらも以前までは至ってノーマルなオフィス仕様だったようだが、天井をスケルトン仕様へ切り替え、今時のリノベ空間の雰囲気と同時に天井高を確保し、割とカジュアルな空間へと仕上がっていた。それぞれ見ていくと、1Fは大きな窓面から入る光が奥までぼんやりと漂うような落ち着いた空間。手前に車が止まってしまうとまた印象は変わってしまいそうだが、日中はのんびりした外の風景を見ながら、ゆっくりと過ごせそうな居心地のいい空間だ。専用階段で上がった2F部分。こちらは少し変則的な間取りをしていて、レイアウトの工夫が必要となるだろう。しかし、カーブした窓面がまた個性的でいい表情に思えて、陽が射せば空間に面白い影を落とす。実用性よりも、まずは目に留まるキャッチーな空間。という印象が強いだろうか。
>>HOW TO USE
現状でも空間の仕上がりは悪くないが、もし手を加えるなら床だろう。タイルカーペットの仕様を変えたり、原状回復覚悟でOAフロアを撤去し、コンクリート床表しにすれば、よりかっこいい空間へと変貌することは間違いない。また、賃料条件は坪2万と優しめで、面積も合計で90坪程とボリューム感も十分。のんびりした環境でありながら、新国立美術館、東京ミッドタウン、六本木ヒルズなどへも徒歩圏内という、言いようのない立地の贅沢感も付いている。そんなことを考えていると、この物件は思っていた以上の好条件の揃った良物件なんじゃないかと感じてきた。変にギラギラした雰囲気もなく、どちらかというとオーソドックスで、どこか力の抜けている見た目もいい。ちょっと上げすぎかもしれないが、こんな空間にいると変に着飾ることもなく、自然体でいられ、射程圏内に「六本木」を捉えながらも、自分たちのペースで穏やかに働ける空間になるだろう。
EDITOR’S EYE
1Fの正面にある駐車スペースも別途で借りることもできるので、合わせて検討してみてほしい。また、オフィスだけではなく、店舗としても相談可能だ。