渋谷オフィス | 居抜きセミスケルトン空間
EDIT
>>LOCATION
渋谷駅東口から歩いて5〜6分ほど。数年前のオープンからも定期的にイベントなども行われ、なにかと話題の渋谷キャスト。今回はその建物の裏手にあたる、美竹公園に沿った静かな道沿いにこの建物を見つけた。路面に人気のコーヒースタンド「STREAMER COFFEE」の1号店が入っているので、この地を知る方なら容易に場所をイメージできるかもしれない。
>>SPACE
このエリアでは比較的新し目なこの建物。その表情は変な派手さはなく、どちらかと言うとシンプルで、どんな人にも当てはまりそうな、そんなニュートラルなデザインと言えるだろう。その室内はというと、こちらもご期待通りに無駄のないスッキリした間取り。一部、前テナントが作った内装が残されており、このまま引き継ぎもご相談可能だが、本来はごく一般的なオフィス仕様での引き渡しがベースとなるのでご注意を。天井はボードを外されたスケルトン仕様なので、現況スラブ下で3.1Mと高く、道路側に開けられた大きな窓面側はさらに開放感を感じられる。もちろんエアコンやトイレなどの設備(家具は除く)も一式整っているので、正直、無理にこれ以上手を加える必要もない空間だ。
>>HOW TO USE
もし予算に余裕や、どうしてもオリジナルの空間を!という方にも、セミスケルトンの空間なので、これまた手を加えやすい状態とも言えるかもしれない。個人的には、床のフロアタイルが惜しい気がするので、ここを剥がしてモルタル仕上げ、または資金を投じて、無垢のフローリング仕上げにしてもらうとグッと空間は引き締まりそうだ。開発によって目まぐるしく進化を続ける渋谷駅周辺。この建物があるエリアもまた、ここ数年で渋谷キャストやTRUNK HOTELなど話題の施設も誕生し、これまでひっそりと身を潜めていたこの路地にも、時代の流れが流入してきたように感じる。そんな通りでも、特に目立つ存在でもあるこの建物。そこをベースに時代の流れをうまく掴み、いつの日か、我ここにありと言わしめるような成長をこの空間で遂げられたらと思う。もちろん、それを叶えてくれそうなポテンシャルは十分秘めた物件というのは前提の話だ。
EDITOR’S EYE
掲載写真は前テナントの内装工事後のものとなるため、現状は床材の仕様など、部分的に変更ポイントがあることはご了承いただきたい。建物のデザインはもちろんだが、路面にどんな店が入っているかによっても、その建物の雰囲気やイメージがだいぶ左右されてしまうと思う。そう意味でいうと、この物件はデザインはもちろん、1Fに人気のコーヒースタンドが入るとなれば、文句のつけようがない物件と言えるんじゃないだろうか。