駒場オフィス|緑と空の特別感ある眺望 テラス付き
EDIT
>>LOCATION
渋谷方面から山手通りの東大裏の Y 字路を折れ、並木に沿って穏やかなエリアを進んでいく。道沿いは完全なる住居エリアであるが、個性を感じるレトロなマンションや、特徴的なデザインの戸建など、どこかこだわり派の印象が強いエリア。近隣の路面区画には、センスの良い器のセレクトショップやカフェがあったり、隠れ家のようなおでん屋さんがあったりと、あえてこの場所を選んだと思うようなショップも多い。かと思えば、行列のできるラーメン屋や昔ながらの町工場がポツンとあったりして、その気取りすぎない雰囲気が好印象な場所だ。ちょうど東大の研究センターの緑が見えてくるあたりにある、外部の建物正面に非常階段を設けた、少し変わった建物を見つけた。
>>SPACE
まだ築後数年で比較的このエリアでは新顔の物件ではあるが、1F にほうじ茶カフェがあったりすることもあり、その認知度は比較的高まっているだろう。募集区画は、最上階の 7F フロアのメゾネット。最上階区画であることはもちろんだが、広大な敷地を誇る東大の研究施設隣に位置していることもあって、視線を下げれば緑が生茂り、少し上を見上げればそこには遥か遠くまで見渡せる空と、何とも特別感のある眺めが広がっていた。その他区画は、室内壁面に部分的なアクセントをつけているが、この最上階区画は、眺望を活かすことを最大限に考えただろう窓配置。その抜け感は抜群で、通常あまり見ない建物正面の顔となる部分に付けられた非常階段の理由も、この眺望のためのものであるとすんなり納得できた。さらに窓先には深めの軒を設けたバルコニーまであり、ここで過ごすのんびりとした時間を考えると、正直羨ましい気しかしない。
>>WORKSTYLE
もちろん眺望だけでは終わらず、室内は所々コンクリート剥き出しで一見クールな設えではあるが、床は無垢フローリングで、窓先の緑とたっぷりの日差しに包まれた暖かみのある空間。バルコニーは室内のフローリングに色味を合わせたウッドデッキ仕様で、窓を挟んでどこまで空間が続くような錯覚すら起こしてしまう。螺旋階段下の個室は、コンパクトながらも籠もっての作業や打ち合わせ利用にももってこいだろう。少数精鋭で少し余裕を持った人数での利用であれば、室内・眺望含めて味わいながら働く時間は贅沢なものとなるはずだ。
「眺望を最大限に活かし、その居心地の良さにこだわる」という半ば信念の様なものを随所から感じるこの空間にいると、初志貫徹の思いはとても大事なのだと感じる。こんな空間で働けば、事業も会社もひっくるめて、きっとブレない強さが手に入る、、かもしれない。
EDITOR’S EYE
多少アクセス的な懸念はあるかもしれないが、それ以上の魅力があることは間違いない。コンパクトな空間でありながらも、あまり募集が頻繁に出ないあたりも、その内部の快適さを物語っているのだろう。サイズ感さえフィット出来れば、その心地良さは保証出来るし、入居のタイミングでは、御祝いも兼ねぜひテラスで祝杯をご一緒させて欲しい。