渋谷オフィス | 奥渋エリア築浅セットアップオフィス
EDIT
>>LOCATION
渋谷界隈の中でも、近年人気が高まっている奥渋エリア。渋谷とは思えないのんびりとした空気感が魅力なエリアで、立ち並ぶ今どきなショップやコーヒースタンド、昔ながらの哀愁ある飲食店も点在していて、おしゃれな大人の街といった感じ。そんなホットエリアに見つけたこの物件。渋谷駅からは10分ほどの神山町通り沿いに、この建物はあった。
>>SPACE
2020年8月に完成した、まだまだ築浅なこの建物。ご紹介するのは、その4F部分。室内は30坪ほどのシックで落ち着いたテイストでまとめられたセットアップオフィス仕様で、働く場、リラックスする場、ミーティングスペースなど、シーン毎にしっかりと場が備えられている。もちろん家具も全て備えられているため、入った瞬間に、パッとここで働くイメージが湧いてくるような、即効性のある空間だ。4方向に窓があり、常に光も差し込んでいて明るく、周辺の建物からもうまく頭一つ飛び出ているため、窓先の抜け感もなかなか良好。また、目の前の神山町通りはそれほど車通りも多くないので、室内もかなり静かで全体的に穏やかな雰囲気を漂わせている。もはや裸一貫で入れてしまうような、準備整っていますよと言っているような空間だった。
>>WORKSTYLE
近年人気が高まりつつあるこのようなセットアップオフィスは、今後新たなスタンダードのかたちとなるだろう。なによりも手軽さが1番。この物件でも、内装に手間を掛けずに完成度の高い空間を使え、フロア毎に完結しているため、シェアオフィスとは違いプライバシー性も高い。PCさえ持ち込めば今日からでもすぐ使え、短期間で拠点を変えたり、近隣の同様施設を含めて複数拠点に拡大していったりと、比較的容易に衣替えもできてしまう。通常のオフィス移転はもちろんながら、今すぐサテライトオフィスを近くにという企業にとっても、なにかと都合のいい物件じゃないか。その上、この空間は過ごしやすさも高いというからまたニクい。特に神山通り沿いのカウンターデスクでのどかに移りゆく街並みを見下ろしながら、ゆっくり作業するのは間違いなく気持ちいいし、なにかと作業もいい方向に捗りそうだ。デザイン性と、小回りの良さのいいとこ取りの空間。今後も少しずつ、このようなセットアップオフィスが増えて行く事で、ファストファッションのように手軽なオフィスの着回しもできるようになっていき、より働き方や使い方の幅も広がっていくだろう。そんな新たなスタンダードを予感させてくれるような空間だった。
EDITOR’S EYE
セットアップ物件の特徴として、賃料は通常のオフィスに比べて割高な見え方をしてしまう。しかし、内装はもちろん、家具を変え揃える事を考えると、実はそうでもないし、むしろ通常のオフィスに比べてもコスパがいいのかもしれない。この物件もまた、坪単価では計り知れない魅力は詰まっていた。