芝オフィス | 築浅1棟貸しビル ルーフテラス付き
EDIT
>>LOCATION
この建物があるのは、芝公園へも徒歩圏内のオフィス街の一角。近隣には大型ビルやタワーマンションが立ち並ぶ一方、古くからある街並みも広範囲に残り、街ゆく人もカッチリはしつつも、うまく力が抜けているというか。垢抜けすぎていない感が妙に過ごしやすさもあるビジネス街、といういい塩梅とも言える環境。そんなエリアの中に、周辺とは少し身なりと雰囲気が異なるこの建物が立っていた。
>>SPACE
まるで積み木で作ったような、可笑しな表情をしたこの建物。2022年に竣工した建物で、1Fから8Fまで、10坪前後のフロアが縦に重なるペンシルビル仕様となっている。各フロアは明確に独立しつつも、1Fには共有ラウンジ、トイレも1Fと5Fにある共有トイレを使うなど、まるでシェアオフィス?とも思えるような、少し変わった構成だ。また、各居室のデザインや配置、サイズ感など、一つとして同じ作りがないのも特徴的。それぞれコンパクトサイズな空間ではあるが、天井が高く、上層階は窓先の抜け感や陽もよく入ってきて、窮屈な感じはさほどない。むしろデスクの配置も無駄がなく、各居室には2〜3つほどの小さな個室が備わっていて、なかなか機能的でスマートな印象を受ける空間だった。
これだけでも十分お腹いっぱいではあったが、さらにもう一つ、特別なスペースが。8Fから外階段を上がると、そこには屋上のルーフテラスが現れた。周囲がぐるりと抜けた、開放的すぎるスペース。すぐそこには東京タワーが色気たっぷりにキラリと立ちほこり、まるで最後にトドメを刺しに来たとばかりに、ここにはガッツリと心を鷲掴みされた。
そんなサプライズ的なスペースもちゃっかりと備えた、面白みある1棟ビルだった。
>>WORKSTYLE
この細分化された8つの選択肢を、どう組み合わせて遊ぶかがこの建物の楽しみ方。部屋ごとに機能や用途、部屋の色合いをガラッと変えたり、例えば今どきな配信スタジオのセットを各部屋へ組むなどもこの建物のならアリだろう。また、全室フリーアドレスで、気分気ままに、好きな場所を選んで働くスタイルも合いそうだ。天気の良い日や気分のいい朝は、窓際やルーフテラスでPCをカタカタと。集中したい時は個室にこもって作業し、数人のプロジェクトは1室をその専用ルームとして。そんなフレキシブルな働き方も、この建物ならちゃっかり“様“になりそうだ。
また、他の物件に比べて利用方法の自由度が広い。例えばレンタル撮影スタジオとしてフロア毎に時間貸しもOK。使わないフロアを別の会社へ貸し出すのもOK。なんならシェアオフィスとして運営してもOKだという。なかなか他では首を縦に振らない要望も、きっとこの建物であれば大きく手を広げて優しく迎え入れてくれるはずだ。そんな細かく、さらにその使い方の自由度も備え持ったこの建物。そこには楽しみがいっぱいに詰まっていて、この建物ならどんな働き方が叶えられるか。この建物と共に、この先の未来をクリエイティブに考えてみてはどうだろうか。
EDITOR’S EYE
1棟ビルを借りる、というよりは、全フロアをまるごと借りてやったぜ。そんな感覚に近い建物だろうか。最新の設備と個室などが備えられたスマートさはありつつも、建物の面白みあるデザインでうまく着崩しているようで、その力の抜けた感じがある意味このエリアっぽくて面白さもあった。