神宮前オフィス|街路樹の緑を望む空間
EDIT
>>LOCATION
外苑前に降り立ち、旧ベルコモンズやフランフランのある交差点から、キラー通りを下ってゆく。洗練されたショップが並ぶこの通りには、隠れ家的なお店もちらほら。ワタリウム美術館を過ぎてすぐ、シックで外国的な雰囲気を漂わせるお店に足を止める。クレープ&ショット屋さんという、変わったコンセプトで注目を集めているお店で、味わいはとても深みのあるものとなっている。そんな大人の甘い誘惑が待ち構えているこちらのビル、今回の区画は見上げたその先にある。
>>SPACE
キラー通りに向かい、贅沢に設けられた大きな窓。2階部分は前テナントの造作がそのまま残されており、スペースが3つに仕切られている。中に入ると、まずライブラリーのようなスペースが設けられている。壁には可変式の棚に、雑誌を並べておくラック。見せる収納が豊富で、お客様を迎え入れるための準備は万全だ。奥に進めばそこには執務スペースが広がり、こちらにも棚が豊富でスペースが余すことなく活用されている。そして最後のスペースは、キラー通りへの眺望ひらけた打ち合わせスペースだ。しかしこの開放感を、この小さなスペースだけが独占してしまっているのはとてももったいなく感じる。3階部分は一般的なオフィス仕様になっており、仕切りなく1フロア抜けた空間になっているので、これから造作を考えられている方にはぜひこの抜群の開放感を活かしていただきたい。
>>HOW TO USE
建物が窮屈そうに隣り合っているブランド力のあるエリア、低層階で、これだけの景色を得られる物件はそう多くない。大きな窓際、キラー通り越しの眺望を目の端にとどめながら、いつもは険悪になりがちなミーティングも、これからは少し穏やかな気持ちで進められそうである。メインエリアでありながら、喧騒とはほどよい距離感を保ったこの場所で、余裕をもった働き方を実現してみてはいかがだろう。
EDITOR’S EYE
エレベーターの横に、小さな倉庫がありそちらも賃料に含まれている。ちょっとしたものを保管しておくのにうれしいスペースである。