広尾オフィス|パークサイド 陽当たり良好空間
EDIT
>>LOCATION
広尾といえば、落ち着きある大人の街という印象がある。せかせかとせず、比較的ゆったりと構えるこの街は、至る所に自然を感じるという点もこの街のゆとりある雰囲気を構成するポイントだと言えるだろう。天現寺の交差点付近は外苑西通りと明治通りという大通り同士が交わり合うため、広々と抜けた空が周辺に広がっている様な印象がある。開けた空に緑の多い環境、さらには隣に公園まで、そんな健やかさに満ち溢れた場所にこの物件は立っていた。
>>SPACE
募集区画は最上階の9F。公園側と明治通り側の2方向にある開口部からは、天現寺交差点方面へと明治通りがまっすぐに伸びていくのも見え、なかなかの気持ちの良い抜け感があった。室内は一部コンクリートむき出しの壁に、ガラスブロックのアクセントウォールと、わかりやすい”らしさ“に思わずにやける。やや高めの2,600mmが確保された天井、スタンダードさはありつつも、大人な街・広尾に寄せてちょっとスマートに仕上げた空間だ。一見すると変形で難易度が高そうな空間ではあるが、水まわりはガラスブロックの後ろの区画にうまくまとめられ、使い勝手は悪くないだろう。
床の仕様や、色気の無い蛍光灯など課題は残るが、陽当たりが確保され、窓の外には空の青と公園の木々の緑が大部分を占める。そんな底知れない気持ち良さが確保できていれば、あとはもう何とでもなるのではないかという気にさえなった。
>>HOW TO USE
開けた空と、緑を感じる公園を常に眺められるような空間。この空間から学校帰りに遊ぶ子どもたちの様子を眺めていると、公園に楽しみがあって、夢中になっていた子ども時代を思い出した。遊ぶことが仕事の子ども時代とは変わって、働くことが仕事の大人になった今、子ども時代の公園のように、仕事を楽しめるオフィスを作ると考えてみるのはいかがだろうか。
この空間にすでに備わった陽当たりの良さと窓先に抜ける気持ち良さをベースに、広尾らしいスマートさ、そして遊び心も併せ持つ空間に仕上げる。もちろん遊具などをおくのではなく、楽しむための仕掛けを用意する。例えば、爽やかなアロマの匂いや照明を時間によって切り替え、時計や、スケジュールだけではない時間の感じ方を演出してみたり、公園からイメージできるキーワードを抽出して、形を変えてオフィスに落とし込んでみると面白いだろう。
子どもの頃、暗くなるまで泥だらけになって遊んだ公園のように、働くことが楽しすぎて時間も忘れてしまうような場所。公園に隣接するこの物件だからこそ、そんな童心に戻れるような空間と仕事へのスタンスを目指せたら素敵だ。
EDITOR’S EYE
やはり自然を感じられる環境が近くにあるのは、安心感があっていい。こんなにも近くに大々的に公園がある環境はそう多くはないだろう。貴重な立地の空間で仕事ができるまたとないチャンスの物件だ。