神宮前ショップ|表参道近く 雰囲気の良いスケルトン空間
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LOCATION
表参道駅から徒歩で4分。バーバリーの脇を折れて進むと、街の表情が少しずつ変わっていく。ハイブランドのショップが立ち並ぶ煌びやかな表参道沿いとは違い、目の前に広がるのは落ち着いた空気の流れる住宅街。周辺には低層な建物が多いからか、道幅の割に広々とした空を感じられて、なかなか気持ち良い。そんな穏やかな印象のエリアにある大型の低層マンションの目の前に、白を基調としたシュッとした外観のこの建物を見つけた。
SPACE
敷地内から2Fへと続くアプローチまで、青みがかったタイルの床に統一されていて、共用部からすでに雰囲気が良い。その先にあった2F区画に入ると、空間のその魅力にしっかりと引き込まれた。
室内はスケルトンの状態。それなのに、どこかギャラリーのような洗練された様な静けさがあった。特に印象的なのが、道路側の窓から入る控えめな光と、その先に見える緑。無機質なスケルトンの室内に、外の景色が加わることで、どこか色っぽささえ感じられる。
道路側に比べると、奥側のスペースはまだ荒さの残る印象。スケルトンらしさをより感じることもあって、ここに少し手を加えるだけでも、完成度は一気に増していくんじゃないかと妄想が膨らむ。素地が良いからこそ、全てを作り込むというよりも、残すところは残しつつ仕上げていく。そんなワクワクさせてくれる魅力がこの空間には満ちていた。
HOW TO USE
空間を作るとなると、ついあれもこれもと手を加えたくなる。でも、ここは少し違う。この空間は、未完成の今の状態だからこそともいえる、なんとも良い空気感を纏っているのだ。
そんな空間なら、ショールームやギャラリーのように、隅々まで作り込まなくても、空間を整えて什器を置くだけでもサマになるはず。余計な装飾をしない分、並べた商品や作品そのものが引き立ち、空間に残された余白とともに心地良さが感じられるだろう。ちょっとしたゆとりさえ生まれそうなこの空間をオフィスとして利用することで、気持ち良く仕事に向き合うこともできそうな気がした。
空間を完成させることにとらわれず、今ある良さを活かして、飾らず自分たちらしい場所を作る。そんな働き方も上出来なんじゃないだろうか。
EDITOR’S EYE
現在はまだ入居中ということもあって、内見の際には写真のようなスケルトン状態ではないことは事前にお伝えしておく。それでも、原状回復した際には、この表情の空間が顔を出すということに今からとても期待してしまっている。