渋谷オフィス・店舗 | 渋谷パルコ向かい2F空間
EDIT
>>LOCATION
渋谷駅から5分ほどの公園通り沿い。2019年に渋谷PARCOがリニューアルオープンしたことで、この通りも華やかさが戻り始めた。その人気にあやかってなのか、周辺の建物もジワジワと様変わりを遂げていて、今後もより時代を取り入れた進化していきそうな予感がする。今回紹介する建物は、そんなPARCOの向かい側。進化し続けるこのエリアを、これまでも、これからもじっくり見届けるようにひっそりと立っていた。
>>SPACE
今回の募集はこの建物の2F部分。路上から少し見上げた高さにあるため、道を歩いていても目にも留まりやすいポジションにある空間だ。
室内はシンプルなスケルトン仕様の空間。道路側に開けられた窓先には、渋谷PARCOをはじめとした周辺の街並みもバッチリ捉えられて、なかなかgood。そして、少し意外だったのは、その空間自体の雰囲気。正直、店舗系ビルの2Fともなれば、フルスケルトン、又は装飾の残された雑多な空間を勝手に想像していた。しかし、実際にはオフィス寄りのシンプルな仕様で、窓から望む街並みの賑やかさとは対照的に、とても穏やかで居心地の良さすら感じる。外の音もほとんど気にならないし、天気が良ければ陽もよく射し込む事だろう。だいぶ年齢を重ねた建物なので、空間のヨレ感は否定できないものの、それもポジティブに経年の色気と捉えればさほど気にならない。むしろ変に気取った感じもなく、渋谷っぽいカジュアルさもあって、恵まれたロケーションを備えた、居心地のいい空間だった。
>>HOW TO USE
立地がよく、商業性のある2F部分で、室内は形のいいスケルトン仕様。店舗はもちろんのこと、エアコンや水回りなどが残されているので、このままオフィスへのアレンジとしても十分イメージがつく。色っぽくペンダントライトを吊るし、家具や植物をカジュアルに並べるだけで成立してしまそうだし、窓際のデスクに座り、道ゆく人やPARCOなどを眺めながらじっくり仕事に専念というのも素敵な時間ではないか。また、せっかくの広い開口部を活かして、外への見せ方にこだわるのも一つの手だろう。たとえば窓面にネオン管で作られたロゴを飾り、抜け目なく外へPRするなんてこともこの物件だからこその遊び方だろう。
なにはともあれ、まずは場所取り成功。続いて、この周辺が纏うトレンド感や、盛り上がりにあやかりつつ、自分たちも最先端の発信者として、いかにこのエリアの波にのっていくか考えてみるのはどうだろう。そうすれば、より一層ここでの時間がリアルになり、濃厚で面白くかけがえのないものになる気がする。
EDITOR’S EYE
店舗は可能だが、注意点としては、建物内での業態バッティングは不可になるとの事。詳しくはお問い合わせいただきたいが、美容室(メンズ床屋はOK)やスクール系、飲食などは不可とのことだ。