神宮前オフィス|まい泉通り沿い1F路面区画
EDIT
>>LOCATION
表参道のApple脇からスタートするまい泉通り。とんかつのまい泉の名を冠した通りには、とんかつ以外にもガレットやイタリアン、タイ料理にブラジル料理など、世界各国の様々な飲食店が点在し、日本にいながらもいろんな世界の雰囲気を感じられるのが面白い場所。そんな「食」のイメージの強いまい泉通りを進んだ、表参道と外苑西通りの中間あたり。十字路の一角に、道路ギリギリまで前のめり気味に設置されたウッドデッキが特徴的な建物が立っていた。
>>SPACE
今回募集はまい泉通り沿いの1F路面区画。角地にあって視認性も高く、店舗であれば引く手数多とも言える絶好のポジショニングだ。前入居者が残した建物前のウッドデッキもあって、第一印象はかなり良く、ここからの作り込みによってはまい泉通りの顔を担うことも充分に狙えるだろう。
室内はというと、クリーンな印象のスケルトン空間。壁の白い塗装が残されたことや天井も高いため、ギャラリーのような雰囲気にも思えた。そんな室内からは、通りを通行する人々の影がチラホラ中を気にして歩いているのを感じられた。窓面が特別大きいわけではないことが逆に、人目を引く視線の誘導を促しているのかもしれない。
外観的にも特徴は多く、ウッドデッキに加えて、通行人へ向けてのショーケースのような出窓もある。室内プラスアルファの面白さのある空間をどう活かして利用しようかと腕のなる空間だった。
>>HOW TO USE
表参道エリアの中でも、人気のあるまい泉通り。その角地にある1F路面となると、なかなか稀少な空間であることは間違いない。現状、設備はあれど内装はなし。オフィス単体として利用するには、あまり現実的ではないが、通行人の多い通りに面した視認性を活かして、店舗やショールームを併設するのは良いだろう。空間自体は形も良く、天井高もあって、ポテンシャルは充分。現状壁は白く塗装され、ギャラリーのような雰囲気さえあるため、床と照明さえ整えてしまえば、雰囲気の良く利用ができそうだ。
そんな雰囲気の良い空間へのイメージを膨らませながら、ウッドデッキへと出たとき、そこが船頭の甲板の様に感じられた。まい泉通りへ向かって進む船の一番先頭に立って進んでいるかのようにも思え、この場所で働くことで、そんな風にどんどん前を目指して進める気がした。視界良好、前途揚々。この空間から起きる推進力を受けて、迷いなく突き進んで頂きたい。
EDITOR’S EYE
ウッドデッキスペースまではこの区画の使用可能スペース。人通りや車通りがあるため、そこで寛ぐという場所ではないかもしれないが、雰囲気良く作り込み、この建物の顔として主張して見ていただきたい。ただし、ウッドデッキの先は、すぐに道路なので、飛び出しはご注意を。