中目黒オフィス・店舗 | 目黒川沿い美容室居抜き
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>>LOCATION
中目黒と言えば、やはり真っ先に思い浮かぶのは目黒川沿いだろう。木々の木陰が気持ちよく、おしゃれなショップ、レストランやギャラリーなども並んでいて、休日ともなれば多くの人が散策に訪れる。四季によって様々な表情を変えるのもまた魅力的だが、やはり桜の季節は別格。わずか1〜2週間の間だけ、ピンクに色づくこの川沿いはとても色っぽくて、毎年その景色を見てようやく春の訪れを感じる。そんな風情を兼ね備えたエリア。この物件は、中目黒駅からわずか2分ほどの目黒川沿い。すぐ目の前を電車が走り抜けていくような目と鼻の場所に、このいい空間はひっそり身を潜めていた。
>>SPACE
1Fはハワイアンカフェで、今回はその2F部分。入り口のガラス扉を入ると、まず左手に現れる大きく切り取られた目黒川沿いの風景に、思わず心を掴まれてしまった。
現在の室内は、美容室の居抜きの状態。入り口のカウンターから当時の面影を色濃く感じられて、奥の大きく開けたスペースには、カット台はないものの、今でもシャンプー台やバックヤード、キッチンなどがそのまま残されている。このまま少し手を加えるだけも、美容室ならすぐオープンできてしまいそうな、スタンバイはできている空間だった。天井は鉄骨のスケルトン仕様で、高さは3Mほどと高め。窓は片一方しかないものの、そこからの眺めは文句なしで、個人的には入り口が明るいことがすごく印象が良かった。目黒川沿いなので静かなイメージがあるかもしれないが、すぐそこに中目黒駅があるため、窓面にいると駅のアナウンス音や電車音が聞こえてきて、やはり駅前感は強く感じる。ただ、次第にその音も馴染んできて、そんなBGMが妙に居心地もよく感じてきた。
>>HOW TO USE
今回はこの美容室の居抜きで募集となる。同じサロンとしての利用はもちろんながら、物販店舗やオフィスなどでも、割と手軽に再利用できてしまいそうなカメレオン状態。さすがにシャンプー台などは処分が必要となるが、それ以外の間取りや什器に関してはそれほど癖のある作りではないので、最小限のアレンジ程度で、最大限の変貌を遂げるんじゃないか。ただ、内装や利用方法は変わるとしても、サロンの癒しの雰囲気というか、リラックスできる空気感のようなものは、今後もうまく引き継いでいけたらすごくいいと思う。それに加え、春には窓先の桜が最高の色気を発揮し、秋には色づく葉を眺めながら、しっぽり冬の訪れを感じる。そんな四季を窓先に感じながら、ゆっくり働いていくのも、またこのエリアらしい風情も感じられて、年々この空間で過ごす時間がより好きになっていくだろう。
EDITOR’S EYE
本来はスケルトンでの引き渡しの物件だが、今回は設備など一式揃っての引き渡しというのは大きな特典。さらにこの立地の割には、坪単価23,000円(税別)と控えめな設定なのもプラスで、立地を含めてかなりコスパの高さは感じてもらえるだろう。