赤坂SOHO|4SLDK 最上階メゾネット
EDIT
>>LOCATION
TBSや赤坂BLITZなどがあるエンターテインメントエリアである赤坂。駅から伸びる一ツ木通りには数多くの飲食店が詰め込まれており、芸能・音楽・広告関係の人たちを誘い込んでいるよう。そんな雑多な感じもある通りから、丹後坂と呼ばれる細い道へ入ると、ぐっと静かになり寂しささえ覚えてしまう。さらに足を進め、隠れ家的な日本料理や懐石料理などのお店もある赤坂らしい大人な雰囲気を味わっていると、タイル張りのシックな雰囲気を感じさせるこの建物が立っていた。
>>SPACE
今回の募集区画は、最上階となる3F/4Fのメゾネットタイプ(4SLDK)。元々はオーナー住居だったらしいとのことで、玄関を開けると予想通りのレジデンス感強めの室内が出迎えてくれたが、細長い廊下を抜けた先のリビングに入ると、目の前がパッと明るくなり、いい意味で期待を裏切る空間が現れた。
広めのLDは、優しい色のヘリンボーンの床に気持ちいい光が差し込み、窓先には風に揺れる緑が顔を覗かせる。そこは、都心であることを忘れさせてくれるほっこりとした空気が漂う空間だった。そして、フロアの真ん中辺りから階段で上へ上がると、いったいいくつ部屋があるんだと言いたくなるような部屋の数とバスルームがある。さらにゆったりとしたルーフテラスもあり、周辺の建物から頭一つ抜けたその目線からは、赤坂駅周辺の突き出ているようなオフィスビル群がはっきりと見ることが出来た。
ここは、赤坂らしい大人な落ち着いた環境。人の気配もほとんど感じさせないゆったりとした時間が流れる、とてつもなく居心地の良い物件だった。
>>HOW TO USE
レジデンス仕様のSOHO利用可能物件。その分、オフィス仕様ではなかなか感じることが出来ない居心地の良さがあり、間違いなく、気を張り詰めずにのんびりと働ける場所となるだろう。プラン的には、実際に上の階に住みながら働くという利用も十分考えられるので、3Fのリビングとダイニングはメインのワークスペースとし、4Fを打ち合わせスペースと住居スペースと分けてみてはどうだろうか。昨今、リモートワークが定着して、毎日出社する必要がなくなった中で、たまに「うちに来なよ!」的なノリで集まれる場所があると、これまでとは違った良い関係性を築いていけるかもしれない。この空間が、そんな人の家に集まるワクワクするような感覚で出社できるような場所になったら素敵だ。
EDITOR’S EYE
リビングには暖炉があり、薪の使用は禁止されているが、バイオエタノール系であれば相談可能だそうだ。暖炉がある家に集まるという想像をしただけで、暖かい気持ちになる気がする。ちなみに、建物内の他の区画は全てオフィスとして使用されているとのことなので、その辺りも気兼ねせず利用ができるだろう。