神宮前店舗・オフィス|明るいスケルトンメゾネット
EDIT
>>LOCATION
今回の物件は、明治通りからキャットストリートまでの間の路地にある。昔ながらの定食屋やお弁当屋などがありながらも、アパレルに雑貨にタピオカにと、あらゆるものを詰め込んだ様な雑多を兼ね備えた、ある種の愛嬌があるような場所。長閑な一面と流行に敏感なスピード感のある面を併せ持つ、面白味の感じられるエリアとも言えるだろう。まさにそんなエリアを象徴するかの様な、区民センターの向かいにありながら、1Fにタピオカ店の入居するこの建物をご紹介したい。
>>SPACE
今回募集は2F-3Fのメゾネット区画で、室内は設備も何もかも取り払ったスケルトン状態。スケルトンというと1F区画や地下の様な少々薄暗いイメージがあったが、室内に入ると、その評価は一変した。第一印象は明るい!!という一言に尽きるだろう。2Fの道路面に向いた一面の開口部からの陽射し、白いペイントが残された壁、そして約3mと高めの天井などの要素が絡みあって、正直なかなか出会ったことの無いレベルの明るいスケルトン空間。そして3Fへ上がっても、開口部はさらに大きくなり、2Fよりももっと明るい空間になっていた。もちろん3F部分の窓の先にあるバルコニーは、日当たり良好で開放的だし、上下階を繋ぐ内階段のカラフルで陽気な雰囲気もあって、気持ち良く働けるイメージしか湧かない空間だった。
>>HOW TO USE
向かい側の建物までの距離もある程度取られていて、陽当たりも良好でなんだか気持ち良く過ごせるこの空間。明るさという要素が、これほど空間にとってプラスに働き、スケルトンというシンプルな空間をより引き立ててくれているのは稀だろう。それならば、この空間を間仕切ったり、ごちゃごちゃと荷物を多く置いて利用するなんてことは持っての他。もちろん明るすぎる故に、ブラインドやカーテンなどを取り付ける必要は出てくるかもしれないが、出来る限りシンプルに、空間に余白を持たせて利用するのがこの空間をさらに活かす使い方ではないだろうか。
実は、この物件のテキストを書き始めた時には”all smiles”というタイトルも候補に上がっていた。この明るい空間であれば、いつでもハッピーに過ごせる空間として利用できることは間違いないと思ったからだ。でも、この物件を訪れた時から一貫して感じる特徴は“とにかく明るい”ということ。少々ハードルの高い設備無しのスケルトンではあるが、一言言わせていただきたい。“安心してください、”この物件には明るさという魅力がついてますよ!
EDITOR’S EYE
2F-3Fではあるが、この立地にして坪単価は22,883円(税抜) と抑えめな設定。さらにはオフィス利用の際には、オフィス用に空間を少々整えてくれるということも現在検討中とのことだ。