東オフィス・店舗 | 1棟居抜き戸建て 駐車場3台分付き
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LOCATION
恵比寿駅から徒歩6分ほど。渋谷橋交差点を越え、車が行き交う明治通りからさらに一本小道へ入った東3丁目の住宅街。大通りや駅周辺へも出やすい便利さはありながら、人や車の往来はぐっと少なく、住む人と近隣で働く人が自然に混ざるような穏やかな空気がこの辺りには流れている。そんな街並みをもう少し進んだ先。左手に、深いグリーンの外壁に赤い玄関扉がいい感じに映える、少し存在感のある一軒家が現れた。
SPACE
ぱっと見は、大きな一軒家。ところが玄関を開け、その先へ足を踏み入れると、思わず「君は何者?」と問いかけたくなるような、不思議な空間に興味を掻き立てられた。
印象的な白い鉄骨トラスが縦横に走る1Fの大きな空間や、エントランスにある幅の広い鉄骨階段。住宅のような外観からは想像しづらい、倉庫やスタジオを思わせる無骨な景色が広がっている。一方で、木の床や壁一面を埋め尽くす巨大な棚にはどこか温かみもあり、フロアを上がれば今度はオフィスや住居のような穏やかな部屋へと表情を変えていく。そして最後に待っていたのは、地上からは存在すら想像しづらい大きなルーフバルコニー。これもまた、うれしいサプライズ。この建物は、進むたびに予想を裏切られ、そのたびになんだか面白く嬉しくすら感じた。“家”と呼ぶには大味で、“オフィス”と呼ぶには自由すぎる。そして、“倉庫”と呼ぶには妙にあたたかい。そんな不思議さを纏う魅力的な一棟だった。
HOW TO USE
以前は、食品テック企業のラボ兼オフィスとして使われていたというこの建物。家やオフィス、そして倉庫のようで、はたまたラボとしての実績も持ち合わせている。こんな建物なら、自由になんでも詰め込んでしまい、自由に働く姿がよく似合いそう。例えば、1Fはかなりオープンでフリーな感じへ。なんならキッチンも設置して自社製品やサービスのお披露目、体験できるようなカジュアルなカフェのような場所として、働き方もとことん自由に。時々人を集めてイベントなんかをやってみるのも面白い。2Fはスイッチを切り替えるべく現状の個室も活用し、真面目に打ち合わせや、没頭する働き方を成立させる場へ。そしてバルコニーと連続する3Fでは、天気を伺いつつ、隙さえあればルーフバルコニーにはみ出て働いてしまう。「ちょとオフィスにしては自由すぎるよね。」と言われたらたぶん正解。
色々な方向へ可能性を広げられる自由度があるからこそ、この建物をひとつの肩書きで括ることが難しい。何者とも決めきれないからこそ想像が膨らみ、使い方を想像する余白が生まれ気づけば自然と引き込まれてしまう。もしかしたら、そんな“何者でもなさ”こそが、この建物の一番の魅力なのかもしれない。
EDITOR’S EYE
建物の見た目からは少し想像し辛いが、合計約100坪ほどと、なかなかまとまったサイズ感。また、賃料坪単価は約25,000円(税別)、さらに恵比寿エリアで3台分の駐車場付きという条件も大きな魅力だ。現状での引き渡しとなるため、このまま活かすのもいいが、使い方に合わせて大胆にアレンジしてみるのも面白い。もちろん原状回復を前提とはするものの、せっかくなら少し気合を入れて、この建物がもともと持っている魅力やポテンシャルを、さらに引き出すような空間へ仕上げてみてほしい。