麻布台オフィス|300坪超1棟物件 駐車場付き
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LOCATION
場所は麻布台。2023年の麻布台ヒルズ開業以来、たくさんの人で賑わう東京の中心的なエリア。周辺には大使館や外国籍企業のオフィスも多いことから、歩いていると、日本人よりも多様な国籍の人とすれ違うのもこのエリアらしい面白さの一つだろう。そんな麻布台ヒルズの前の外苑東通りから外務省外交史料館の向かい側の路地へ入ると、一気に落ち着いた住宅街へと変わっていく。マンションだけでなく、昔ながらの戸建が多い下町感のある場所に、要塞のように堅い印象のこの建物を見つけた。
SPACE
B1Fから3Fまでの4フロアからなる1棟の建物。外観からは、豪邸という感じの見た目だったが、室内の様子は少々異質で、なんともインパクトのあるスペースが隠されていた。
まず中に入って声にでたのは、「あれ?窓がない」という一言だった。豪邸のような見た目から期待していた大きなガラス面などもなく、黒い天井と煌々と光る蛍光灯によって、どこか秘密めいたラボのような空間。しかし、そんな中にあって一際目を惹いたのは、2Fと3Fに跨がる開放感のある吹抜けの存在感。窓がないため、爽快!という感じではないが、スポットライトの陰影と7mほどの天井高も相まって、怪しげな色気を醸し出すアジト的な雰囲気にグッときてしまった。さらに、怪しげな印象の室内に、健やかさを添えてくれるが屋上スペース。籠った空間から屋上に出ることで、それが一気に解放されるような気持ち良さを感じ、東京タワー、麻布台ヒルズがすぐそばに聳え立つ東京の中心的な眺望が楽しめてしまう。そんな場所でありながら、この怪しげな魅力が溢れる空間が隠れていたことに男心がしっかりくすぐられてしまった。
HOW TO USE
この空間は、その怪しさから何かを“企む”という言葉が似合う気がした。そもそも一般的に“企み”と聞けば、悪いイメージで使われることも多いが、企業とは良い企みを業とするもの。オフィスとはつまり、何かを“企む”場所と解釈することもできる。それならこの空間は、とてもしっくりくる。外からの干渉も少なく、光からも風からも身を隠して、ひっそりと過ごせるアジトのような空間であり、自分たちの仕事や研究に没頭できるラボのような空間。そんな2つの要素を活かして、空間を作り上げられたら、気分良くちゃんと“企む”ことができそうではないだろうか。フロアも分かれるため、2F、3Fは吹抜け部分の怪しげなイメージを追求し、蛍光灯を色気のあるスポットライトに変更したり、少々荒々しさを感じるアジト空間。B1Fと1Fは無機質な素材感で構成し、実用性を重視したシンプルなラボ空間に。アジトでは、リラックスして仕事の企画を考えたり、秘密会議(打合せ)を行い、ラボでは、その企画やアイディアを実現していくために、しっかり仕事に集中する。そんな切り分けもしやすいだろう。
アジト+ラボ。そんな組み合わせが作用しあう隠れ家のようなこの空間で、外からは知られずとも、思い切り楽しみながら働けるはずだ。
EDITOR’S EYE
室内に籠って働きつつも、仕事の合間にリラックスしたり、日光を浴びに屋上へ出られるのもこの建物の良いところ。仕事後は、帰る前に屋上へ出て、ライトアップされた麻布台ヒルズや東京タワーを眺める。そんな風に屋上との関わり方がここで働く上でのカギになることは間違いない。