代官山店舗・オフィス | 八幡通り沿い1F路面店舗 アパレル居抜き
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LOCATION
代官山の中心をまっすぐ伸びる八幡通り。上品さと気取りすぎない日常感がほどよく混ざるこの通り沿いには、カフェや感度の高いショップも多く、歩いているだけでも楽しさがある。T-SITE周辺のような華やかさとはまた異なり、いい意味で肩の力が抜けた心地よさがこの通りにはあって、最近では「DIOR」の出店でも話題になるなど、改めて注目を集めている場所でもある。そんな八幡通り沿い、猿楽小学校裏の交差点角地。程よいヴィンテージ感をまとった建物の1Fに、このいい顔をした空間が姿を現した。
SPACE
以前までアパレルショップが入っていたこの空間。その当時の姿も記憶にあり、少しワクワクした気持ちで足を踏み入れると、カッコ良い空間に出会った高揚感と同時に、どこか他の物件では感じない緊張感に包まれていた。というのも、いい空間だなと室内を見渡していると、とにかく窓という窓から、道ゆく人たちとめちゃくちゃ目が合う。カッコいい空間を見せつけているつもりでいたが、むしろ見られているのはこちらなのかもしれない。そんな“見られる”緊張感と高揚感が混ざり合い、自然と背筋を伸ばしたくなるような、意識をシャキッとさせる空気感があった。
前ショップの造作が一部残る居抜き空間。素地のいい表情をあらわにしたコンクリートの床壁天井に、アクセントのように残された大きなミラー。八幡通り側は天井高が約3.6Mと高く、窓沿いには街路樹の緑もよく映り、スケルトンの無骨さと、代官山らしい少しスマした外の空気感が、いい具合につながっている。この代官山の1F路面で、この視認性とこのクールな箱。純粋にテンションを持ち上げられるような雰囲気のいい空間だった。
HOW TO USE
実は今後の計画もあり、今回の契約期間は2027年10月末まで。つまり、使える期間はあと1年ちょっとしかない。時間を積み上げていくような店舗としては短いけれど、たとえば1年限定のPOP-UPスペースとして考えたらどうだろう。もともと、ほっといても勝手に目線を奪ってしまうこの空間。だったらその才能を思いっきり使って、今やりたいことを一気に試してみるのも面白い。実験的なショップやショールーム、展示を兼ねた拠点として、立地と空間の強さを短期集中で使い切る。そう考えると、見方によっては賃料も破格に感じられるはず。内装はこのままでも色気は十分。そこまで手をかけず、むしろ家具や什器で世界観を足すくらいでちょうどいい。大きな窓面から外の景色を引き込み、同時にその世界観を街へ向けて堂々と見せつけるようなこの空間。短いからこそ、濃く、アツく、思いっきり楽しみたい。この限られた時間を、ちゃんと記憶に残るものにしていく。そんな軽やかな気持ちで、この一瞬を遊び切れる方にこそ楽しんでほしい空間だ。
EDITOR’S EYE
現状、照明や更衣室、ミラーなどは残された居抜きだが、エアコンだけは設置がないため、入居時には設置工事が必要となる。(トイレは共有部を利用可能)例えば、今後も店舗展開を考えている方なら、これからも同じようなスケルトン空間に入る前提で、稼働可能なマイエアコンや什器を備えてみるのはどうだろう。イメージはヤドカリ。この物件のような短期の物件狙いで、定期的に住処を移り変えていくような展開も面白いんじゃないかと思った。