神宮前オフィス・ショップ|明治通り沿い天高4mスケルトン地下空間
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LOCATION
渋谷と原宿の間の明治通り。通り沿いには魅力的なショップやカフェなどが立ち並び、気づいたら渋谷、気づいたらもう原宿。一駅ほどの間ではあるが、そんな風に夢中で歩いて移動してしまうほど、魅力が点在しているエリアと言えるだろう。周辺には並木や公園も多く、緑を感じられて気持ち良く過ごせることもあって、人の往来も絶えない賑やかな印象の場所。そんな明治通りのJordan World of Flight Tokyoの隣、賑やかさの下に潜む様なこの空間を見つけた。
SPACE
明治通りから直接動線のあるB1F区画。スケルトンの何もない空間と聞いていた地下区画だが、実は思いのほか、“あるものが多い”と感じさせてくれる魅力的な空間だった。
地下ということもあって、窓はない。フルスケルトンの空間で、設備も内装もない。しかし、約4mの天井高、93坪の広さというなかなかのスケール感から、なんだか開放的とすら感じてしまうほどの空間力。そして、室内には賑やかだった街の喧騒もすっかり聞こえず、穏やかな空気が流れる。荒々しい壁の質感、隠れ家のようにひっそりとした落ち着き、どれも過剰じゃない程よい心地よさ。さらには、共用部も整えられているし、男女別トイレも備わっていたりと、スケルトンの割に機能性も高め。インパクトがあるのに、落ち着く空気感。気づいたらすっかりこの空間に惹きつけられてしまっていた。
HOW TO USE
個人的に「表舞台」の同義語として「裏舞台」があると思っている。なぜこの話をしたのかというと、この空間がその「裏舞台」に相応しいと感じたからに他ならない。よくいう「舞台裏」はあくまでも表を引き立たせる裏方を示す。しかし、この空間はそんな舞台裏ではない。誰かを引き立たせているわけではなく、自分たちが輝く場所をあえて表ではないところに作っているというだけ。例えるなら、格闘技となんか怪しさはあるものの、確かな実力を感じる地下格闘技みたいな格好良い感じだろうか。
こんな立地にありながら、賑わう街から隔離されたような地下区画。世界観をしっかり作り込めるポテンシャルの高さ。華やかな表舞台に限りなく近いが、あくまでも表には出ない。そんなスタンスに、言うなれば「裏舞台」なのでは、と思えてしまったのだ。もちろん、地下だからといってひっそり隠れているだけではない。しっかり活躍するステージとして、空間を作り込んで欲しい。あくまでもこれ見よがしではなく、確かな実力と、秘めたる格好良さを武器に、自由に、優雅に、この裏舞台でパフォーマンスを発揮してみるのはいかがだろうか。
EDITOR’S EYE
表舞台には誰かを輝かせる舞台裏があるということは、裏舞台という場所にとっても、それを輝かせる裏舞台裏というのがあることになるのかもしれない。そんな風にこっそり裏で考えていた。。。