乃木坂オフィス | 乃木坂駅2分のリノベ済ハーフセットアップ空間
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LOCATION
六本木と青山一丁目のちょうど間に位置する乃木坂。ビジネス色の強い青山一丁目と、エンターテイメント街でもある六本木。その異なる空気を程よく横断しながら、どこか肩の力が抜ける様な落ち着きも漂っているのが、この街らしさと言えるだろう。駅前にはギャラリー間、少し歩けば国立新美術館などもあり、アートやデザインとも自然と距離が近い。そんな乃木坂駅を地上に出て2分ほど。外苑東通りから六本木方向へ少し進み、右手へ一本入った落ち着いた道沿いに、この建物はそっと姿を現した。
SPACE
数年前にリニューアルされたこの建物。どこかホテルのラウンジを思わせるような外装で、普通なら少し演出過多にも映りそうなこのデザイン。それなのに、この六本木・乃木坂という街では、不思議とそれが自然に成立してしまうところが面白い。
この空間があるのはその4F。カウンターラウンジ付きのハーフセットアップ仕様で、ただのオフィスというよりは、どこか“滞在する場所”という空気感も作っているように感じる。落ち着いた立地のおかげで、室内には穏やかな空気が流れ、柔らかな陽も差し込んで居心地もバッチリ。自然と篭りたくなるような温かみある雰囲気と、どこか夜のラウンジのような艶っぽさも混じえた空間の面白さもある。セットアップという機能性だけでなく、そんな居心地の良さもしっかり整えられたような空間だった。
HOW TO USE
この空間では、いわゆるオフィスらしさを無理につくり込まない方がしっくりくる気がする。ハーフセットアップ仕様ではあるが、無機質なワークチェアを並べるより、ラウンジやリビングのような、少し力の抜いた家具選びくらいがきっと合うと思う。昼は柔らかな陽の入る室内でのんびりと仕事を。夕方になると街にも少しずつ夜の空気が混じり始め、カウンターには自然と人が集まり出す。時にはそのまま夜の街へ繰り出すなんて流れも悪くない。演出されたこの建物・空間の空気感は、乃木坂らしい穏やかさと、六本木らしい艶感が混じり合うこの場所ともどこかリンクしている。普通なら少し混ざりきらなそうな要素たちなのに、この場所では不思議とそれが自然に馴染んでしまう。その絶妙なバランス感覚こそ、この空間ならではの面白さなのかもしれない。
EDITOR’S EYE
空間は一定に作り込まれているものの、家具類がないためにスッキリもしていて、変に世界観も強くない。例えば家具選びなどによって、ここから好きなテイストに彩りやすさも残しているのが好印象。また、回廊のようにぐるっと1周できる間取りも良く、全体的に空気が繋がっているというか、続いていく感じがまた空間の良さだった。