恵比寿オフィス|1Fスタバの渋レトロビルオフィス
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LOCATION
場所は恵比寿。恵比寿といえば、オシャレさなどがクローズアップされ、人気の街としても有名だろう。しかし、駅近くの商店街や、少々雑多な印象もある昔ながらの飲み屋街などもあって、実はしっかりとしたローカルな雰囲気も漂うエリア。意外な二面性、そこからくる独特な居心地の良さを感じられるところが、恵比寿の本当の魅力なのかもしれない。そんな恵比寿の中心である駅からわずか1分。駒沢通り沿いにある恵比寿駅前通り商店街を進んだ、1Fにスターバックスが入居するこのレトロなこの建物を見つけた。
SPACE
1Fのスターバックスによって第一印象は底上げされているが、なかなかディープな雰囲気のエントランスと共用部。今回募集の3Fの室内に入ると、なんとも香ばしさの漂う空間にガツンとやられてしまった。
室内は、以前長く入居していたジムが退去し、スケルトン&一部内装がそのままというヨレヨレの状態。床や壁に長い年月の歴史が残るが、その一方で、良い味のある躯体現しの天井など、古ビルにしか出せない古さゆえの圧倒的な色気が同時に感じられた。そして、この区画は、先ほど歩いてきた駒沢通りに面していることもあって、交差点へ向かっての意外な抜け感もあったり、梁下こそ2mほどの高さだが、そのおかげ?もあって3mの天井高がより高くも思えたり。ヨレた現状でも溢れ出る素の空間の魅力が加わり、よくぞここまで仕上がった!と心から賛辞を送りたい気持ちだった。
HOW TO USE
かなりレトロな年季の入った建物ではあるが、イイ感じにその経年を積み上げた、味と色気を感じられる空間。恵比寿という街の“表の顔”の様な、スタイリッシュな空間も悪くないが、こっちの“裏”恵比寿的な雰囲気に魅力を感じる人も少なくないだろう。建替えが進みどんどん稀少になっていくこんな色気のある空間で働くなら、とことん、この“裏”恵比寿的な魅力を高めてみるのはいかがだろうか?室内には、ヴィンテージのスチール製の家具や倉庫などで使われてそうな大ぶりで無骨なライトを垂らす。それだけでも、ちょっとしたアジト感が感じられるはず。そう思えば、怪しげな共用部も雰囲気作りにはもってこい。さらに、朝はスタバでコーヒーを調達して、そんな隠れ家の様なオフィスを香ばしい香りで満たして仕事を開始するのも楽しみに思えてくるだろう。
コーヒーやお茶の渋味や苦味は、人によって好き嫌いはあるかもしれない。しかし、それこそがコーヒーやお茶の美味しさというのも事実。この空間に溢れるそんな旨味をしっかり噛み締め、堪能して頂きたい。
EDITOR’S EYE
現在窓面に貼られているマッチョなステッカーは、貸主側で撤去予定。なかなか良いキャラクターを感じさせていただけに少々残念だが、今後窓面に自社の広告を打ち出すことも可能だ。とはいえ、せっかくの採光面なので、光は遮らないように注意して頂きたい。