南平台オフィス|明るく気持ち良い100坪超空間
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LOCATION
渋谷と代官山と池尻の間の小高い丘にある南平台エリア。渋谷駅からは徒歩で8分ほどの場所だが、駅周辺や246沿いの少々雑多な喧騒に対して、かなり落ち着いた印象に感じられる。それもそのはず、都内有数の高級住宅街の一つとして、豪邸だけでなく大使館なども点在していることで、せかせかしていない余裕のある雰囲気が流れているのであろう。この建物があるのは、そんな高級住宅街の入口付近。246から1本入った角地に、連続するスクエアな窓が特徴的なこの建物を見つけた。
SPACE
4F建の低層のオフィスビル。2000年代に入ってから建てられたビルということもあり、レトロな建物の多いこのあたりではいささか真新しく感じられる。
募集の最上階区画の室内は、至ってスタンダードなオフィス仕様の空間。しかし、何故だろうか、室内に入った時から「何か思っていたのと違う」という気持ちが芽生え、直ぐにその魅力の輪郭が現れた。
まず一番最初に感じるのが、窓の多さと、南西側に建物がないため、窓から燦々と光が差し込むかなりの気持ち良さ。その気持ち良さがしっかり根幹に感じられることで、清潔感すら感じさせる。スッキリとした整形の間取り、通常のオフィスよりも高めな2,620mmという天井高、そして100坪超というゆったりした面積などが際立ち、妙に惹きつけられてしまう。
そんな風に感じられる要素がどんどん積み重ねられ、しまいには“気”が良いと感じられるほど、なかなかの魅力を持った空間だった。
HOW TO USE
渋谷駅徒歩圏内ではありながら、少し躱した落ち着きのあるエリアの建物。現状はスタンダードなオフィス仕様ではあるが、この空間を構成する様々な要素に気づいた時、意外なほど魅力的に感じられる。そんなベースの良さを持ち合わせた空間なら、あとは内装を少々テコ入れして、この空間で過ごす時間を充実させてみてはいかがだろうか。床材をタイルカーペットから質感の良いフローリングに変えてみたり、一部天井を抜いてより開放感を感じられる様にするのも良い。陽のよく差し込む窓辺を中心に、ソファやグリーンを設置したラウンジの様なスペースも広めに設け、リラックスした雰囲気で働ける空間が理想だ。
特別な内装にせずとも、じわじわと感じられる空間自体の魅力と相まって、ふと気づけば、自分たちにとっての心地良さがじゅわっと染み渡る特別なオフィスになる、そんなポテンシャルを秘めた空間だと感じた。
EDITOR’S EYE
この物件への通勤は渋谷駅からがメインになると思うが、この建物がある裏通りには、なかなか雰囲気の良い飲食店やこだわりの強いお店など、気になるお店も多く点在していた。1軒ずつ、じわじわと馴染みのお店を開拓していってはいかがだろうか。