南青山オフィス|アパレルショップ居抜き路面区画
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LOCATION
場所は南青山。この建物は、元々青山通りにあったBrooks Brothersの建物跡地の信号を渡った先の細い路地を進んだところにある。オムライスが人気の「little pool coffee」を筆頭に、花と緑に囲まれた「i2 café」など、「SUNNY HILLS」までの短い間に雰囲気の良いお店が点在している面白い路地。そんな「little pool coffee」の斜向かいの一角に、少々レトロな白いタイルのこの建物がひっそりと佇んでいた。
SPACE
募集となったのは、建物の顔とも言える1F区画。以前はアパレル企業が利用していた居抜きの空間で、ドーンと構えるショーウィンドウが印象的だ。
初めはそんなショーウィンドウの存在感があまりにも強かったため、そのスペース部分だけの募集だと思っていたが、なんと実はワンフロア占有の1F区画。ショーウィンドウの先にあるのは、真っ白な空間にウッドの壁や棚が程良いアクセントになったコンパクトなショップスペース。そして、その奥には、スケルトンベースのL字型のスペースがちゃっかり控えていて、オフィスやショールーム兼用なども想定しやすい造り。さらに、2方向の路地に面していて、窓面も連続しているため、外からも目に留まりやすく、路面区画の良さが存分に発揮されている。
退去したままの内装のため、ヨレた印象は否めないが、それでも窓面の多さや天井の高さなどから空間の気持ち良さがあって、現状でもこの空間のポテンシャルをしっかり感じられる様だった。
HOW TO USE
南青山エリアの心地良い路地沿いにある1F路面区画。外から見ても、白いレトロなタイルに大きな窓面、そこに植物が良いバランスで配置され、お世辞抜きで雰囲気はかなり良い。さらに、この物件、実は中から外を見た時にも、それぞれの窓の先に緑が感じられる気持ち良さがあるのだ。外から見ても中から見ても、双方別の視点で良い雰囲気を感じられる空間というのは、なかなか珍しい様に思えた。それならば、視認性の高い路面区画として、通行人にしっかり空間の良さもアピールしつつ、自分たちがより気持ち良く働けるように空間を仕上げてみてはいかがだろうか。現状の少々ヨレた部分はきれいに整える前提ではあるが、道路面から見えやすいスペースは、インテリアショップにも間違われる様なこだわりの家具などでレイアウトしてみる。そして、窓面の多さからくる気持ち良さを遮らないように、ブラインドなどはせず、開放的に利用するのは必須。視線を隠しすぎず、室内からの気持ち良さをアップさせる程度に、植物を外に増やしてあげるとより良いだろう。
内と外の境界である窓によって、敢えて境界を感じさせず、内と外を繋ぐ。この路地にあるそんな空間だからこそ、自然と地域や近隣の人々とも挨拶を交わし、ちょっとした交流が生まれる温かい場所になる気がした。
EDITOR’S EYE
実は別途費用になるが、駐車スペースも1台ある。車を止めてしまうと、一部の窓が潰れてしまうので悩ましいところではあるが、車が必須という企業には、このエリアで駐車場が利用できるなかなか希少な物件と言えそうだ。