恵比寿オフィス|最大7mの吹抜け 屋上ありトリプレット空間
EDIT
※掲載記事は2-4Fのものとなりますが、現在、
1F区画も同時募集中につき、1F-4Fの一括貸しも可能です。
LOCATION
場所は恵比寿。今回の物件が立つのは、恵比寿と言っても、駅前の繁華街とは違い、長閑なという形容詞が似合う立地。それもそのはず、恵比寿駅から駒沢通りを渡り、代官山駅方面へと進んでいくと、恵比寿公園と長谷戸小学校の敷地が広がっていて、そこから子どもたちの健やかな声が聞こえてくる。その周囲には、細い路地が入り組んだ住宅街になっていて、落ち着いた時間が流れている、そんな場所なのだ。その長谷戸小学校の脇の路地を進んだところに、外観からすでに良い雰囲気を醸し出すこの建物を見つけた。
SPACE
コンクリートとガラス、そして緑で構成された、スッキリとして印象の良いこの建物。しかし、実はその室内は、シュッとした外観からは想像できないほど、個性的な空間になっていた。
ご紹介は建物脇の階段を上がった先の正面にある2-4Fのトリプレット区画。室内に入ると、横にはコンパクトでありながら、最上階4F部分まで繋がった最大7mという縦にインパクトのある吹き抜けがお迎えしてくれる。そこから印象的な緑色の階段を上がった一番大きな面積の3F区画は、見渡せばほぼ全方向に窓面があって、どこにいても気持ち良く過ごすことができそうだ。4Fも含め、形状はなかなか複雑なため、まとまったスペースは少々取りにくいが、中庭に面したテラスやバルコニーに加え、周りの建物が低いことで青い空をしっかり感じられる屋上まで備わっている。退去したての少々ヨレた状態の空間ではあるが、それをもってしても、この室内の面白さ+αの魅力の方が目立って感じられるほどだ。
2Fから4Fまで間仕切りはなく、上下の高さも様々。この空間、複雑怪奇なりと思わず口にしてしまいそうになる程、面白い空間だった。
HOW TO USE
通常であれば、3フロアに分かれることや間取りが入り組んでいることがネックになりそうだが、意外にも用途を分けて利用することが想像しやすいと感じた。2Fの割とコンパクトなエントランススペースは、来客時のちょっとした打合せや会社のイメージを魅せるスペースになるだろうし、3Fは執務スペースの他に、自社で撮影なども可能な陽当たり良好、天高スペースもある。4Fはスライドドアで個室化もできるので、ミーティングルームにすることもできるだろう。そんな風にベースの使い方はすぐにイメージできるが、それよりももっとイメージできたのは、この空間で働いた時に得られる圧倒的な気持ち良さ。サンルームばりに全方向の窓から光が入り、天井も高く開放的。ちょっと内装を整え、好きな家具とともに建物外観と同様に植物も多めに配置したら、もうそれだけで気持ち良く過ごせるオフィスになるに違いない。
形状は複雑だけど、働くイメージや気持ちよさは明快。そんな空間でのびのびと働いてみてはいかがだろうか。
EDITOR’S EYE
現在は別で募集中の1F部分には螺旋階段があって、2Fのエントランスに繋がっているため、セット利用の場合限定で、全フロア繋げることも可能だ。