代官山オフィス | 猿楽町 コスパ良好居抜き空間
EDIT
>>LOCATION
場所は代官山エリアの並木橋付近。八幡通りから一段下がったJR線沿いに、人気の「PIZZA SLICE」やカフェ、飲食店、中にはアパレルショップもチラリと混じるような小さな界隈がある。代官山と渋谷の中間という人気エリアに位置しつつも、垢抜けすぎていない絶妙な温度感がこのあたりの魅力。通り沿いには古い建物や商店などもまだ残り、道ゆく人もまばら。そんなのんびりとした環境の中で見つけたこの空間は、1Fにカレー屋の入る建物の上層階に潜んでいた。
>>SPACE
ターコイズ色のタイルとガラスブロックの個性的な見た目の建物。募集はその5F。EVから室内へダイレクトインすると、そこには思いのほかさっぱりとした空間が現れた。
白塗装のスケルトン天井に、タイルカーペット張りの床。そんなシンプルな内装の中に、ガラスブロック壁がキラキラと、程よく主張しているこの空間。個室が1つ、トイレは2カ所、もちろんミニキッチンも。そんなオフィスとしての機能性に加え、2方向の窓から時間帯によって光の射し込み方も変るという、常に変化する空間の表情を楽しませてくれる。見ての通り、入った瞬間に強いインパクトを与えるタイプの空間ではない。むしろシンプルすぎて、最初は少し味気なさすら感じてしまうほど。しかし、空間のベースや光の入り方、のんびりとした雰囲気など、その素地は良好。それに加えて、人気の代官山エリア、渋谷へもすぐという要素もプラスして考え始めると、あれ、これいい物件では?と、ジワジワと盛り上がってくるような空間だった。
>>HOW TO USE
程よさ。それがこの空間の良さなのかもしれない。代官山と渋谷の中間に位置し、代官山エリアというブランド力は備えながらも、空間は変にイキリすぎず、とはいえ普通すぎずのウマい塩梅感。いい意味でオシャレ“ぶっていない”この感じがしっくりくる方も多いはず。また、この立地で坪17,000円以下というのも、かなりのお得感。立地良し、コスパ良し、空間もポテンシャル有りときたら、文句はないのではないか。
もちろんこの内装が完成ではない。これをベースに、例えば床を素材感のいいタイルに変えたり、フローリングで仕上げたり。足元を変えるだけで雰囲気はガラッと変わるので、お好みの雰囲気に整えてあげるといいだろう。そんなアレンジのしやすさも、変に色がつけられていないこの空間の賜物。ここで空間を見せつけようとか、主張しようとか、そんな大きな野望ではなく、肩の力を抜きつつ、このエリアに自然と紛れ込むぐらいのカメレオンに徹してみるぐらいがこの空間には相性も良さそうではないだろうか?
EDITOR’S EYE
現在、同サイズの4Fも同時募集中。4Fは天井もボードが貼られ、オーソドックスなオフィス仕様だが、2フロア合わせて60坪ほど確保でき、フロアで機能も分けやすいなど、なにかと使い勝手が良さそうではないか。