北青山オフィス・店舗|スケルトンペントハウス
EDIT
>>LOCATION
青山通り、骨董通りの交差点に聳え立つAOビル。間違いなくこのエリアのランドマークであり、ここが青山だ!と主張するかの様にこのエリアを牽引している存在ではないだろうか?この建物は、そのAOビルのすぐ裏手。AOビル建物脇をすり抜け、NUMBER Aを1ブロック超えた角地に、コンパクトながらも青山らしさを漂わせる装いで立っていた。
>>SPACE
元々この空間は、建物オーナーの住居区画。そのため少々リッチであり、変則的な構成となっている。1Fのガレージ、3Fのメインスペース、そこから吹き抜けを介したペントハウスの様にバルコニーに通じる1室。写真からもわかる様に、普通のオフィスに比べバルコニー多め、窓面多め、遊び心モリモリなのである。
現状、元住居を解体したハードなスケルトン状態。でも、その状態と空間的面白さを天秤にかけた際いかがだろうか?おまけにここは青山通りから少し入った北青山アドレス。至極当然に期待値の方に傾く方は少なくないはず。そして更に夢を膨らませる要素としては、Googleの航空写真でこの建物を見つけてほしい。以前の利用方法となるが、最上階に広がるバルコニーにはモリモリと茂るグリーンがみてとれる。最上階、吹き抜け有りメゾネットで、バルコニーとても広め。そこにしっかりグリーンを備えれば、青山エリアにふさわしいオフィスがイメージできるのではないだろうか。
>>HOW TO USE
立地、空間、建物的な側面からは十分にポテンシャルを感じていただけたかと思う。ただ、現実的にはこのスケルトン空間から如何にコストを抑えつつ、自分たちのイメージする空間に作り上げるかというハードルがあるのも確かだ。でも、そのハードルに怯むことはない。イメージを広げ、夢を大きく膨らませ、手に入れたい衝動を十二分に高め、その勇気ある1歩を踏み出そう。
ではでは、想像してみてほしい。床は質感の高いフローリング。天井の梁はそのままに全体的に床同様に木材で整える。バルコニーや吹き抜けからは光が室内に差し込み、その周辺には緑が賑わう。心地よい音楽と、おまけに自分の好きな良い香りも漂わせよう。ゆったりとした青山の雰囲気を楽しみながら、おしゃれな空間で働く。時折広いバルコニーにでてちょっとした息抜きを。踏み出した1歩の先には、そんな、いや、きっとその想像以上の時間がこの空間で過ごせる気がしてならない。
EDITOR’S EYE
個人的に隠し味的な魅力だと思ったが、バルコニーに設置されたちょっとした花壇スペース。せっかく用意されたスペース。用途がしっかりしていることで、手をつけやすく、入居する多くの人は当たり前の様にここに緑を植えることだろう。その時点で緑を望む青山のオフィスの完成だ。