青葉台SOHO|明るく開放的なコスパ良好空間
EDIT
>>LOCATION
場所は目黒区青葉台。その高台にある3丁目辺りは高級住宅街の一つとして人気のエリア。1つ1つの住宅が豪邸レベルで、著名人も多く住んでいると言われている。人気の街中目黒と代官山の間にあって、菅刈公園や西郷山公園といった自然を身近に感じられることを考えれば、人気の理由にも納得だろう。
そんな青葉台の中でも、高台の上の方。菅刈公園脇の坂を上り、旧山手通りへと続く西郷山通りの途中にこの少々個性的な建物を見つけた。
>>SPACE
四角形が羅列された幾何学的な外壁に、レンガのアクセントが印象的な建物。募集は最上階の3F区画。現状はタイルカーペットが敷かれオフィス向けの内装になっている。しかし、それ以外の室内は、外壁と同じレンガが使用されていたり、水色の壁や扉、そして勾配天井を走るウッドのルーバーなどどれも他ではなかなか見かけない個性のある空間。とは言っても、クセが強いわけではなく、個性がありながらもまろやかに感じられるのは、この空間のベースの部分の気持ち良さが際立っているからなのかもしれない。中庭に面した大きなガラス面からメインスペースや廊下にしっかり陽が差し込み、かなり健やか。どこにいても窓が多く明るく開放的な気持ちになれる。今は少し落葉しているが、春や夏には中庭の木々には緑が茂って、さらに心地良く過ごせることだろう。
外から見て思っていた以上の開放感や明るさから、終始テンション高めに撮影に没頭してしまう様な魅力溢れる空間だった。
>>HOW TO USE
撮影中、気づけば少々汗ばむほど写真を撮るのに熱中している自分がいた。そんな熱の入った撮影をしていたことも影響しているのか、この物件には湯気が立っている様にも思えた。熱々のラーメンを想像して欲しい。冷めないうちに早く食べたいと思うのではないだろうか。この空間にも、オフィスを探している人に、早く見てみたい、早く利用したいといった気持ちにさせる様なそんな熱を感じたのだ。室内は明るく開放的、ちょっと駅からの距離がある点はご愛嬌だが、その分坪単価13,793円(税別)とコスパも上々。そんな空間であれば、ここから自分たちの使い勝手や居心地を追求し、入り浸りたくなる様な空間に仕上げて利用してみたくなる。ガンガン外に出ていくというよりは、この空間を堪能しながら、集中して過ごすのが向いているだろう。籠りがちな働き方でも、ウッドデッキのテラスで緑を感じたり、近くの西郷山公園や菅刈公園までちょっとしたリフレッシュに出かけることもできる。
そう、この物件熱々なんです。湯気が立っているうちにきっとなくなってしまうんです。そんな熱を感じる空間で、フレッシュに働いてみてはいかがだろうか。
EDITOR’S EYE
湯気が立っている感覚というのは、空間だけに限らず、すごく良いものをみたり感じた時に、オーラとかバイブスを感じるなんてことと似ているのかもしれない。そんな空間だったこともあって、このテキストも思わず湯気が立っているうちに書き切ってしまった。