六本木オフィス|一面ガラス張り メゾネット空間
EDIT
>>LOCATION
“夜の街”としてのイメージが強い六本木エリア。もちろんその側面はあるものの、虎ノ門や赤坂、丸の内へのアクセスも良く、ハイグレードなオフィスビルも立ち並ぶことから、現在はステータスあるビジネス街としての一面も感じられる街だ。今回ご紹介する物件は、そんな印象の発信源とも言える六本木ヒルズ付近。青山一丁目からヒルズ方向へ伸びる環状三号線の側道沿いで、ガラス張りのすっきりとしたこの建物を見つけた。
>>SPACE
今回募集となるのは、5F-6Fのメゾネット。エレベーターの扉が開くと、感じられる清々しさ。その理由は、質感のいいフローリングが、床と壁に敷かれた雰囲気のいいエントランス。そして、視線の先は、ガラスがズラリと綺麗に並び、柔らかな陽の光と共に出迎える。上階へ繋がる階段周りまでいくと、目の前は環状三号線を気持ちよく車が駆け抜け、視線を上へ向ければ吹き抜けと、その清々しさは加速する一方だった。肝心の室内はというと、こちらはスタンダードなオフィス仕様。エントランス周りが、雰囲気よく整っている分、そのギャップに少々味気なさを感じてしまうかもしれないが、繋がりを意識して手を加えれば、雰囲気が良くなることは明らかなはず。
なんと言っても、開放的な気分にさせてくれる開口部とウケのいいエントランスがお気に入りで、せっかくならもっとカッコ良くしたいと、その気にさせてくれる空間だった。
>>HOW TO USE
エレベーターが開いた瞬間に目に映る、エントランス周りや開放的な開口部と吹き抜け。階段からはこのエリアの象徴でもあるヒルズが望め、そのビューは夜こそ顕著にこの空間が六本木にあると体感させてくれるのではないか。どちらかというと、クールでアーバンな雰囲気を感じられるこの空間は、そんな六本木にあることを感じれば感じるほど、自ずとテンションが上がり、なんだか色々と頑張れそうな気がしてならない。それならば、より気分が上がる様、全体的に内装に手を加えてみてはどうだろうか。フローリングもいいが、毛足の長くトーンの濃いめのカーペットで大人っぽさを演出し、照明は全面的にやり変え、スポットライトとアクセントにペンダントを垂らして雰囲気重視へ。夜は敢えて照度を抑え、外から見た時に、映えるようムーディーさを演出してみる。
六本木と言えば挙げられる“ビジネス街”、“夜の街”といったイメージに準えて、昼も夜もかっこよくこの街に似合うような働き方をしてみることをお薦めしたい。
EDITOR’S EYE
個人的な話になるが、僕のその気にさせるスイッチは、キンキンに冷えたエナジードリンク。飲みすぎて、もはや効果は弱まっている気もするが、“飲む”という行為が、その気にさせてくれる。