南青山SOHO|ルーフテラス付きSOHO空間
EDIT
>>LOCATION
かつて、骨董品店が多く軒を連ねていたことが由来となった骨董通り。今となっては、骨董品のように味が滲み出たレトロマンションやビルが立ち並ぶ通りは、雰囲気の良いカフェやショップの姿もあって賑やか。狭い歩道をグングン進み、どこか懐かしさを感じるお弁当屋が角に立つ交差点を広尾方面へ折れて程なく。少し落ち着いた環境に、親しみやすさを覚える茶色いタイル張りのこのマンションを見つけた。
>>SPACE
募集は、数年前にリノベーションが施された5Fの3LDK。玄関扉を開くと、右側にゆったりとしたルーフテラスの姿が目に入り、一歩足を踏み入れただけで、気持ちのいい空間の予感。この直感とも言えるセンサーは的中で、三方向に窓が取り付けられた室内は、心地よい風が室内を駆け抜け、南西方向からは柔らかな陽が入るため明るく健やか。はじめに目に入ったルーフテラスはもちろんだが、上階がないためバルコニーからも南青山の街並みと気持ちの良い空が広がっていた。オフィスとして使うにはしっかり目のスタイリッシュなキッチンも備わっていて、時間に余裕がある時はコーヒーを淹れて、テラスで一息つくなど、ワクワクするようなシーンも想像がつく。
室内の内装や空間が持つポテンシャルから、温かみや居心地の良さを感じられ、家にいるかのように肩の力を抜いてリラックスしながら過ごせる空間だった。
>>HOW TO USE
そもそもコンパクトに部屋が区切られた3LDKの住居。この空間をオフィスとして利用するならば、少人数で一緒に暮らすように働くというスタイルが似合うはずだ。すなわち、ここ南青山に、仕事のメンバーと過ごす家を借りるイメージで捉えてみて欲しい。というのも、実際に平日は家で過ごす時間より、オフィスで過ごす時間のほうが長く、仕事のメンバーはそれこそ“昼間の家族”といっても過言ではないはずだ。住居仕様であるから、家にいる感覚に非常に近く、たまにはキッチンで料理しながら、ご飯を食べながら、メンバー同士ラフなコミュニケーションも取りやすく、自ずと心の距離感も近くなる気がする。そういった環境であるからこそ、通常のオフィスで働くとはまた違った、いいパフォーマンスに繋がるのではないだろうか。
EDITOR’S EYE
表参道駅から徒歩7分の南青山アドレスで、ゆったりとしたルーフテラス付きの3LDK。加えて、坪単価19,455円(税抜)と満足感はかなり高い。本当の家族と暮らす家としても十分検討できる物件ではないだろうか。