神宮前オフィス|4フロア+屋上の1棟物件
EDIT
>>LOCATION
神宮前アドレスの中でも、コアなショップや住宅、さらには町中華や小洒落たカフェなどが入り混じり、少々特殊な雰囲気が漂う神宮前2丁目。それでも神二の愛称で親しまれ、特殊な空気を求めて流れてくる人も多いはずだ。そんな神二エリアと千駄ヶ谷エリアの境目にあるRon Herman前の神宮前二丁目交差点をキラー通り方面に抜ける途中に今回ご紹介する建物はある。
>>SPACE
この建物は築46年を迎えるが、外観の印象からは意外にも古さを感じることはなかった。きっと1Fのガラスブロックと上階部分に設けられたミラーがいい感じに青空を反射していて、まるで建物がおしゃれしている様な雰囲気だったからだろう。今回はその1F-4F+屋上の1棟で募集となる。室内は各フロア20㎡程とかなりコンパクトに分けられており、少々使い勝手の難易度は高めといった印象。周囲を建物で囲まれているため明かるさに関しても悩ましい点はあったが、上へ行けばいくほど徐々に光も入ってきて、意外に悪くないんじゃないかと思わせてくれる。さらには抜け感こそないものの、室内をぐるっと囲むように連続して窓も設置されているから意外にも圧迫感は感じない。建物の最後に現れる屋上は、小ぶりながらも目線の先には国立競技場も見え、見下ろすとローカルな街の雰囲気、見上げると青空が広がっていて、この物件には欠かせない存在ということがわかる。
1つひとつのフロアがコンパクトの故、自分たちには合わないと誤解を招きやすいかもしれないが、やり方次第では十分に面白くなるポテンシャルをじわじわと感じることができた。
>>HOW TO USE
このビルの名前はドレスビル。そんなネーミングもあってか、このコンパクトな建物をどのように着こなそうかが常に頭の中を駆け巡っていた。例えば同じ洋服でもタイトに着るかサイズを上げてゆったりと着るか、人によって変わるはず。それと同じで、一見弱点にも見えるコンパクトさも着こなし方次第では十分な長所となり得るだろう。細かく分かれたフロアもガッツリ手を加えて作るフロアと、あえて控えめに落ち着かせるフロアとでON/OFFを分けてみてもいい。内装も基本は自由に変更OKで、利用用途も柔軟に対応できるため、自分らしい着こなしがきっと実現できるはず。働き方の自由も高く、神宮前アドレスで1棟物件を使えると考えると、なかなか貴重な物件だと言えるのではないだろうか。
EDITOR’S EYE
賃料はお手頃、敷金3ヶ月、礼金無しと条件面の懐も広いのも嬉しいポイントと言えるだろう。