赤坂オフィス|テラス付き天高3m超空間
EDIT
>>LOCATION
この物件があるのはアメリカとの国境とも言える場所。ちょっと大袈裟に言いすぎたかもしれないが、赤坂にありながらも、目の前の敷地は石垣と緑の塀に覆われたアメリカ大使館宿舎。そんなこともあって、車1台分の車幅ほどの路地なのに、向かいには建物がなく、空が広く感じられ、静かで落ち着きのある立地が成り立っているという有難い状況。そんな面白味のあるロケーションに立つこの物件をご紹介しよう。
>>SPACE
ロケーションの面白さもさることながら、募集のB1F区画についても申し分のない空間だった。というのも地下区画でありながらも、明るいテラスに面した天井高3m超の空間になっているからだ。
詳しく紐解いてみれば、道路面からの直接アプローチが可能なB1Fは、その階段を降りた先に共用のテラススペースが広がっている。そのテラスを介して、室内からも外の明るさを感じられるため、晴れた日であれば、窓を開けっ放しにして、オープンな空間で利用したいとさえ思えるほどの気持ち良さがあった。
室内は落ち着いた色合いのフローリング調に、白く塗装された3mを超える天井高の空間。地下っぽさがあまり感じられないのには実は秘密があって、建物裏側は傾斜の関係でまさかの1F路面区画。テラスから一直線に風が通り抜けるような廊下の存在もあって、この物件はどこか気の良さみたいなものを感じられた。
>>HOW TO USE
赤坂でありつつもお隣はアメリカというまさかのロケーション。そんな状況を知りながらも、石垣の塀があって中は見えないため、気になってちょっとGoogle mapで覗いてみれば、三井邸跡の広大な敷地の中には、テニスコートや公園の遊具、日本庭園と池などかなり恵まれた環境になっていた。決して中には入れないという悔しさはあるものの、よくよく考えてみれば、そんな異国が間近にあるおかげで、周辺環境は、厳重な警備体制でセキュリティも抜群。それならば、テラスを日常的に開放し、空間も含めラウンジの様に利用していても、安心感すら感じて働いていられそうだ。階段を降りてきた際には、まず目に入るのが空間になるため、正面の壁に映像を投影したり、デカデカとアートを飾って、ギャラリーに負けじと来客を楽しませてみるのも良い。テラスから奥まったスペースは執務スペースとすることで、静かに集中して働く場所も確保できるだろう。
直接アプローチできる動線を備え、意外と開放感のあるテラスに面した空間というだけでも充分魅力的ではあるが、この物件の魅力をさらに押し上げてくれたのは言うまでもなく、アメリカの後押しによるもの。そんな環境を作ってくれたお隣さんに感謝したい。Thank you so much!!
EDITOR’S EYE
実はテラスを挟んで向かいにはオープンしたばかりのギャラリーがある。完全予約制のギャラリーとのことだが、テラスについてはギャラリーも利用する共用部となっているので、独り占めせずに、オープンな関係で利用して頂ければと思う。