南平台オフィス|真っ白な半地下空間
EDIT
>>LOCATION
渋谷駅から歩いて9分程。駅前から246を跨ぐように歩道橋を渡り、セルリアンタワーの裏通りを進んで南平台町へ。桜丘からくねくねと続く坂道は、知る人ぞ知る裏道が続いており、渋谷駅から徒歩圏内にもかかわらず、なかなかの生活感を感じるエリア。そんな雰囲気の一角に建つこのマンションもほぼ住居メイン。この空間はその建物1Fに、ひっそりと潜んでいた。
>>SPACE
マンションの1Fといいつつも、半地下部分に申し訳なさそうに潜っているのが今回の募集区画。ここに辿り着くまでも住宅街の裏路地感があり、空間も半地下ということで、中身も正直あまり期待していなかったが、両開きの玄関扉を開くと、思っていた以上にネアカな空間が出迎えてくれた。
室内は、すっきりとした清潔感のある真っ白なワンルーム。採光は路面側の窓しかないものの、空間の奥まで柔らかい光が差し込み、持ち前の白さによる反射もありネクラ感はほとんど無い。半地下だからこその静かさの中で、柔らかい光に包みこまれると、ここが渋谷だということを忘れてしまいそうな感覚さえ覚えた。
周辺の住宅街の長閑な環境や、裏路地の1Fであることなどを考えると、この物件にたどり着くまでは少々難易度高いか?と思わせられたが、一歩中に入ると事前の情報とのギャップにやられてしまう空間である。
>>HOW TO USE
空間的には、オフィスとしてはもちろん、直接動線を活かした商品が映えるショールームにも向いているだろう。壁などを作って空間や光を遮ることなく、現状の真っ白な空間をそのまま使ってみてほしい。そして、空間のネアカな性質を高めるべく、一般的に暗い色になりがちな家具は、できるだけ白やナチュラルなものを意識して取り揃え、敢えて昼白色の照明で白さを活かすようにすれば、この空間も変わることなく明るくクリーンな性格でいてくれることだろう。
渋谷駅に程近い場所にいながらも、過剰過多なノイズは抑えられ、穏やかにクリエイティブに働くことが出来るこの空間。居心地の良さを追求するだけではなく、これからここに訪れる人たちにも、玄関扉を開けた際のネアカさのギャップを楽しんでもらえるように使っていただきたい。
EDITOR’S EYE
渋谷駅から徒歩10分圏内で坪単価1.6万弱とリーズナブルなところも、来たる入居者を明るくするポイントだ。
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