恵比寿オフィス | 最上階メゾネットリノベ空間
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LOCATION
恵比寿駅を背にして、駒沢通りを鎗ヶ先交差点方面へ向かうこと数分ほど。通り沿いから1本路地を入ると、すぐこの建物は見えてくる。ちょうど恵比寿・代官山・中目黒の3点を結ぶ中間に位置して、その立地やアクセス面の良さも魅力的。そのわりに、1本入るだけで賑やかな駒沢通りとは対照的な静かな住環境へと移り変わり、環境の良さもいい感じだ。
SPACE
路地を入り、さらに少しセットバックするように控えめに立つこの建物。今回ご紹介するのはその建物の最上階にある5Fと6Fのメゾネット区画。元オーナー住居を”軽く整える程度”にリノベーションしたという空間だが、元々の空間が抜群に良かったのだろう。どう見ても軽く手を加えただけとは思えない、入った瞬間思わずテンションが上がるような空間がそこにはあった。
コンクリートとガラス、スチールが噛み合ったモダンなペイントハウスのような空間。住居の名残をうまく活かした作りで、ホールのような大きな吹き抜けのある空間や、鉄網を渡るような廊下、複数の隠れ部屋のような個室に、なんならガチの茶室(撮影時は畳交換中)まである。どのスペースも少しずつキャラを持っていて、そのスペースが淡々と展開していく様は、どこかギャラリーのよう。例えば随所にアート作品などをちりばめて飾ってみても面白いだろう。最上階なので、光も十分。駒沢通りがすぐそこにあるとは思えない、とても静かな場所で、抜群に居心地もいい穏やかな空間だった。
HOW TO USE
利用にあたっては少し制限がある。出入りなどが多いスタジオやショールームなどは難しいため、室内作業が多いクリエイティブ系のオフィスや、SOHO利用向けという感じだろうか。使い方のイメージは掴みやすく、複数に細かくスペースが分かれている事で、少人数ずつ好きな場所に散らばって使えるなど、ある意味、今の時代のワークスタイルにマッチした働き方が出来そうだ。概ね空間ベースは整っているものの、ここにさらに手を加えてオリジナルの空間に仕上げてみてもいいだろう。改装については前向きに相談可能だが、茶室だけは唯一改装が不可なので要注意。オーナーさんはこの空間の価値が共有できる方に使ってもらいたいと希望しているようなので、そんなオーナーさんの意思とこのセンスに共鳴し、むしろ唸らすようなセンス抜群の使い方ができれば最高だ。
EDITOR’S EYE
スペースごとにとにかくこだわりが詰まっていて、1から説明したらキリがなさそうなので、あえて文章中には説明を控えた。まずは写真や実際に現地を見て頂き、その空間を感じて貰いつつ、案内できればと思う。このエリアでこの空間の募集はすごく稀でチャンスだろう。