池尻大橋オフィス・店舗|引渡し状況相談可能空間
EDIT
>>LOCATION
渋谷の隣に位置する池尻大橋。駅周辺は国道246号とその上を走る首都高に沿っていて、忙しない印象もあるが、渋谷や中目黒へ徒歩で辿り着ける利便性に加え、大橋ジャンクション上にある天空庭園やすぐ近くに流れる目黒川など、控えめだが長閑さもあるエリア。そんな長閑さを好んでか、人気のバルや拘りのショップなどもオープンして見逃せないエリアでもある。
今回の物件は首都高沿いに立ち、1Fには交番。そんなナチュラルにセキュリティはバッチリというビルにあった。
>>SPACE
今回の募集は7F区画。前テナントが退去したままの状態と聞いていたが、実際には造作壁の撤去跡や荒々しく剥がされた壁紙の跡など、かなりジャンク感ある状況。そんな雰囲気が、妙な色っぽさを持っていたり、手を施してあげたくなるような、なんか放っておけない存在であることは確か。元々はスタンダードなオフィス仕様であるが、4方向に窓があり、広く開けた空間自体は悪くない為、これからの造り込み次第ではかなり良い空間になるのでは、と期待感が高まった。
7F区画でありながら、ジャンクションの回転ループが前面の視線の抜けを奪ってしまっているのは少々残念だが、ある種の面白味も感じるため、その状況を逆手にとってオフィスから見える借景として空間づくりを考えてみるのも面白いかもしれない。
>> HOW TO USE
ボロボロの空間を見せておいて何だが、この物件の魅力的なところは、実は引渡し状況が相談でき、貸主の方でスタンダードなオフィスにしてもらうことも、スケルトンにリセットにしてもらうことも選択できるという自由度の高さがある。もちろん現状で引き渡しを受けた場合は、原状回復が相談可能とのこと。さらには、今回の募集にはフリーレントが2ヶ月間付き。そんな条件ならば、第一印象よりかなり夢が広がるのではないか?
現状、少々怪しげで、とてもジャンク。普通に考えればそうそうオフィスとして借りるという考えに至らないかもしれないが、敢えてこのジャンクションすぐ近くにある空間を作り込んで愛着持って楽しんで働き、池尻のあのオフィスは面白いと、新たな流れを生み出す起点になるような存在となって頂きたい。
EDITOR’S EYE
実は6Fも同時募集中。ほぼ同じ間取りの空間で、エントランスはガラス扉になっていて広さは6Fの方が感じられるが、窓先の雰囲気は7Fの方がやはり良い。どちらの良さが気に入るかは現地でご確認頂いて、ご判断頂きたい。