南青山オフィス | スケルトン風空間
EDIT
>>LOCATION
表参道駅を出てみゆき通りを進む。誰もが良く知るようなハイブランドが立ち並ぶ、南青山の中心的な場所だ。観光客もこの辺りで働く人も、行き交う人々からは煌びやかなこの地に自分を合わせるかのように、どこか自然と背筋が伸びた印象を受ける。
誰もが羨むような表参道駅徒歩3分という立地、象徴的なガラスの建築物であるPRADA 青山を曲がって数十mの位置に、この辺りの洗練された雰囲気からは少し浮いた存在にも見えるレトロなマンションが立っていた。
>>SPACE
今回募集となるのは、室内をリニューアルして生まれ変わった空間。レトロなマンションならではとも言える管理体制の整ったエントランスと共用部を抜けて室内に入ると、意外にも住居感は感じられないスッキリとした空間が待っていた。以前はエステ店の造作を残したまま、しばらく募集されていたが、全てを削ぎ落とし身軽になり、装い新たに飛び立とうというところだ。
まず目に飛び込んでくる天井の照明は、ヘリコプターの翼のようにX型に配置され、無視できないほどの存在感を放っている。全体的にはスケルトン?と見間違えるほどラフに仕上げられてはいるが、奥へと進むほど広がりのある空間は、4つ並んだ窓から差し込む光がやけに健やかな印象だ。その4つの窓の先の端から端までがバルコニーで、先ほど通ってきた南青山の洗練された空気感を間近に感じることができる場所も備わっていた。
>>HOW TO USE
見え方的には未完成のようなスケルトン風だが、実際には必要な設備は一通り揃っているこの物件。設備投資のコストを抑えられるだけでなく、初期コストについても保証金が2ヶ月とハードルは低めに設定されているのも嬉しいところだ。賃料こそ少し重めに感じるが、なかなか手に入らない贅沢すぎるロケーションを考えれば、お釣りが来てもいいくらいと感じるかもしれない。
ロケーション的には人を招きたくなるのだが、エントランスの管理体制からも多数の来客がある企業というよりは、籠ってじっくりと作業に没頭するというスタイルの企業にフィットしそうだろう。作り込まれているわけではない荒削りな空間の雰囲気を活かしながら、そんなスタイルに合う居心地の良さを追求しつつ、この物件で働くことを楽しんでいただきたい。
EDITOR’S EYE
実はこの区画賃料に含む形で、割り当てられた駐車スペースを1台分持っている。この辺りで駐車場を借りるとなかなか高額なため、車が必須の企業にはありがたいポイントだろう。大きさとしてもバンが停められるくらいなので、ある程度の車種はまかなえてしまうはずだ。