南青山オフィス|骨董通り近くの穏やかな空間
EDIT
>>LOCATION
場所は骨董通り。古くは骨董品店が多くこの通りに店舗を構えていたことが由来となるが、今では、オシャレなカフェやアパレルショップなどが多く軒を連ねている通りだ。表参道エリアの中でも代表的な通りとも言えるが、表参道や青山通りよりも、ショップも行き交う人も大人っぽさも感じられる。そんな骨董通りを進み、LAWSON青山骨董通店の目の前にあるひっそりとした小道を進んだところに、この建物は静かに佇んでいた。
>>SPACE
2019年に竣工したまだ築浅のこの建物。今回募集の区画は101と201。室内は、柔らかい色合いのフローリング調の床に、天井にはライティングレールが設置された落ち着きある空間。3方向に窓があるものの、控えめな大きさのためか、入ってくる光もどこか優しい印象に感じられた。大黒柱の様に空間の中央に聳える柱はあるが、L字型の間取りで水まわり設備などがエントランス脇に固まっていたりと、なかなか実用的。そして、201のみではあるが、打合せなどにも使いやすい小部屋が最初からセットされている点もgood。さらには、オートロックや宅配ボックスなどもしっかり備わっていて、築浅の安心感を感じながら、快適に働くことができそうな空間だった。
>>WORKSTYLE
最寄りの表参道駅からは徒歩で5分という距離にも関わらず、意外なほどの静かな環境。そして、その環境に溶け込むかの様に、落ち着いた雰囲気を纏ったこの空間。そんな空間で働くのであれば、ガヤガヤ賑やかに過ごすというよりは、この落ち着いた空気感を堪能してみてはいかがだろうか。煌々とライトを点けるというよりも、照度を落とし、木漏れ陽の様なライティングでじっくりと仕事に向き合う。BGMさえもテンポやリズムの速い曲ではなく、スローテンポな曲調を中心に、音量抑えめで流すことで、リラックスして働くこともできそうだ。そんな風に静かに落ち着いた心地良い環境で日々過ごすことで、感覚も徐々に繊細に研ぎ澄まされていくかもしれない。
人通りも多く、賑やかな印象の表参道からこの静けさを感じる空間に入り込むことが、ある種仕事に入り込むスイッチにもなるだろう。ここで時間を忘れるくらい、仕事にもこの空間自体にも耽ってみてはいかがだろうか。
EDITOR’S EYE
基本的には建物内には駐車場はないが、どうしても駐車場が必要という方は相談してほしい。実は、この路地の別の敷地になるが、比較的サイズの大きい車種も停められる駐車場が1台分空きがあるので、合わせて借りることもできるそうだ。