恵比寿オフィス|眺望良好セットアップオフィス
EDIT
>>LOCATION
場所は恵比寿。西口バスロータリーを出て、線路沿いを道なりに進む。やや傾斜のある坂道ではありながらも、左右には小洒落たショップもあったりと、気分的には意外と軽快で、へこたれずに登ることができるだろう。そんな坂を登り切ったあたり。パシフィックファニチャーの運営するP.F.S.PARTS CENTERの隣に、キリッと立つその姿に品のよさを感じられるこの建物があった。
>>SPACE
2022年にリニューアルをしたこの建物。各フロアは会議室を備えたセットアップオフィス仕様。天井は約3mと高めで、床は落ち着いた明るめのフローリング調に揃えられた、イマドキっぽい整った空間になっていた。ガラス張りの会議室や、新しい水まわり設備など、誰が見ても良く感じると言えなくはないほど、安心感のある空間。差し詰めクラスに一人はいる、なんでもできてしまう優等生的な存在にも感じられた。
そんな優等生が、さらにクラスの人気者になるであろうポイントが、2方向が完全にガラス張りというだけでなく、ちょっと小高い立地からの抜けた印象の気持ち良さ。上に上がるほどその気持ち良さと抜け感は増していくこともあって、上層階に辿り着いた時、先ほどこの空間をクラスに一人とした評価を、こっそり学年に一人レベルと訂正したい気持ちになった。
>>WORKSTYLE
思い返してみて欲しい。クラスや学年に一人はいたであろうなんでもできて性格もルックスも良い優等生的な存在を。この物件もまさにそんな感じ。モテる要素の塊の様な物件で、ラブレター(申込書)も殺到してしまいそうだ。しかし、そんな物件だからこそ、本人よりも周りがハードルを上げることも事実だろう。少々強気な坪単価の設定もこの物件自体がお高く止まっているわけではなく、周りが彼の評価を勝手に上げてしまった結果とも言えなくはないだろうか。そんな優等生ゆえの事情はあれど、憂鬱さを乗り越え、その先の優越感を感じながらここに立っているようにも思えるこの建物。快適性や使い勝手の良さを超えた優越感に浸れる空間では、満足感も高く仕事に望める気がした。
EDITOR’S EYE
恵比寿のオフィス街といえる場所は東口の方に集中している。ここは恵比寿駅西口の繁華街を抜けて、少し落ち着いた場所。そんな環境だからこそ、じっくりと仕事に向き合うことができるような気がして、個人的には結構好きな場所だ。