青葉台オフィス|目黒川近くのコスパ良好空間
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LOCATION
中目黒と言えば、駅高架下や目黒川沿いを中心にオシャレなショップやカフェが多く、たくさんの人を惹きつけている。それに加え、目黒川の桜や、菅刈公園や西郷山公園の緑など、自然を感じられるスポットが多く、清々しい気持ちになれるのも人気の要因なのだろう。そんな中目黒の代名詞的セレクトショップ「1LDK」のある西郷山通りを池尻方面へと進む。穏やかな住宅街に面した一画にアールを描いたガラスブロックが静かに主張するこの建物が立っていた。
SPACE
募集はワンフロア専有の3F区画。外観が少々個性的だからだろうか、室内に入った時、あれ?意外にもあっさりしすぎている、、、と感じてしまった。しかし、そんなあっさりした空間でありながら、なぜか不思議と良い印象に感じられるのだ。それを紐解いてみると、派手さはなくとも実はじわじわと効いてくる魅力が多く備わっていた。
両脇の壁がガラスブロックと一面の窓により、やけに透明感や清潔感を感じる室内。壁面が自然光で照らされるため、真横から光が通り抜けるようでなかなか心地良い。床は空間のその光を籠らせない白っぽい塩ビタイル。パッと見はスタンダードに見える天井も、ストライプの天井材で入口側からまっすぐに伸びていたりと、ちょっとした気持ち良さがある。思えば建物自体にも、期待値の高い外観や吹き抜けの印象のいいエントランスなど、パンチ力のあるデザインされた仕様ではないものの、コツコツと確実に加点を積み重ねた、良い印象の空間だった。
HOW TO USE
この空間を見終わった時に、アンドレ・ウォードというボクサーを思い出した。神の子と呼ばれ、無敗で引退した彼はK.O.よりも判定勝ちが非常に多いボクサーだった。この空間もいわばその手の強さがある。光の抜けるガラスの壁面に、ちょっとオフィス仕様からはズラした天井や床材。ワンフロア専有のプライベート性や吹抜けのエントランス。そして、緑を感じる落ち着いた空気感の中目黒エリアで、坪単価もなんと18,583円(税別)など。一撃の重みはないけれど、どれもが確実に加点ポイント。その加点が積み重なった結果、圧勝してしまっているような状況なのだ。一発でわかりやすいデザイン性の高い物件は確かに華やかだろう。しかし、この空間は気負わずに扱いやすく、入居した後も手を加えて自分たちの色を出したりと、伸び代があって長い付き合いになるはず。そう思えば、物件を選ぶ候補として、強いのはきっとこんな物件なのではないだろうか。
EDITOR’S EYE
1F区画はこれまでは人気の器屋さんだったが、移転に伴い現在は新しい店舗がオープンを準備中。どんなショップが入居するか楽しみだが、良いお店が入れば、また加点が積み重なってしまいそうだ。