広尾オフィス|専用ルーフバルコニー付き空間
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LOCATION
場所は広尾。様々な飲食店の立ち並ぶ広尾商店街を進む。駅近くにはBLUE BOTTLE COFFEEを筆頭に雰囲気の良い人気店が集まっている「THE RESTAURANT」など、小洒落た店も多く点在している。そんな中、BLUE BOTTLE COFFEEの隣には銭湯があったり、一本裏路地に入るとレトロな住宅街と街並みもまだ残っているという、新旧ミックスされた面白さを感じられるのも広尾商店街ならではとも思える。その広尾商店街を真っ直ぐに進み、祥雲寺の門の前で道なりに折れて少々、アーチを描いた様なファサードの個性的なこの建物を見つけた。
SPACE
募集は3F区画。周囲からは個性的で目立つ外観の建物ではあるが、室内は意外にもスタンダードなオフィス仕様の空間。しかし、このエリアでは比較的珍しい約86坪という面積を確保でき、水まわりもまとめられた整形の間取りは、使い勝手はかなり良いだろう。そんな実用的な面での良さもあるが、この区画の一番のポイントは、なんといっても建物正面に備わったルーフバルコニーの存在。撮影日は生憎の雨模様であったため、写真からその魅力が伝わり切ってはいないのは残念ではあるが、ルーフバルコニー側は一面ガラス張り。そのまま外まで繋がっているようにも思えるため、面積以上の広さと開放感を感じられ、晴れていれば、かなり気持ちが良さそうなスペースになることだろう。
広々とした実用的な空間に、そんな特別感を感じられるリフレッシュスペース。しっかり室内の居心地良さを高めることで、有意義な時間を過ごせそうな空間になると思った。
HOW TO USE
現状はスタンダードな内装ではあるが、チラリと光るポテンシャルを多く備えているこの空間。広尾駅から広尾商店街を抜け、徒歩5分の距離感やこの区画のみの特別感のあるルーフバルコニー。そして、1万円台とリーズナブルな賃料設定に、初期費用を抑えられるオプションやフリーレントまで。そんなにいろいろとオンされた空間なら、あとは室内の内装を整え、居心地を高めることは、もはや必須とさえ思えてこないだろうか。それならば、オーソドックスなタイルカーペットは、質感を重視し、フローリングやタイルなどに変更するのが良いだろう。ルーフバルコニーは植栽をふんだんに配置し、室内にいながら緑も感じられる様にしてみたい。そんなルーフバルコニー近くは、ラウンジの様なリラックスした雰囲気のスペースにし、奥側に集中しやすい様に個室などを設置することで、オンオフをしっかり切り替えて働くのが良さそうだ。
そう、この空間を利用するなら、居心地の良さや働きやすさをドンドン上乗せしていって欲しい。そんな空間であれば、きっとスタッフのやる気も常時しっかりオンになる気がした。
EDITOR’S EYE
さらに居心地の良い空間にするために天井もスケルトンにしたいと思う方も多いとは思うが、排気と給気の量の問題で、天井だけはスケルトンにすることが不可となってしまう。それでも、元々2,550mmと通常のオフィス仕様よりは高めの設定であるため、圧迫感などは感じられないので、ご安心を。